【解説】
この層塔は,廃寺跡の西の尾根線上にあり,南北朝時代の応安3年(北朝年号,1370)藤原行光を大工として建立されたものである。基礎に刻銘をもち,基壇の地下に一字一石の経を納めている。
万福寺跡は三方を小丘に囲まれた小さな谷間にある。中世には栄えた寺院であったと思われるが,現在は一部の礎石や石塔類をわずかに残すのみである。
名称 | 廃万福寺塔婆(七層石塔婆) | |
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よみがな | はいまんぷくじとうば(ななそういしとうば) | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 世羅郡世羅町 | |
員数 | 1基 | |
指定年月日 | 昭和29年9月29日 | |
構造形式 | 花崗岩製七層 | |
法量 | 高さ4.19m | |
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「河内駅」から「甲山行」バスで「京丸会館前」下車,北東へ約650m | |
関連施設 | 名称 | |
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