【解説】
沼田川に注ぐ尾原川の奥まった谷の南面する丘陵端に位置する。封土はあまり明瞭でないが,円墳と考えられる。内部主体は花こう岩の切石で築かれた整美な横穴式石室で,後室,前室,羨道からなり,各室に花こう岩製の刳抜式家形石棺が納められている。全長10.7m,後室は長さ3.6m,幅1.9m,高さ2.2m,前室は長さ3m,幅2.2m,高さ2.2m,羨道は長さ4.1m,幅1.55m,高さ1.9mである。家形石棺はいずれも縄掛突起がなく,前室の蓋の棟は幅広扁平である。出土遺物としては,金環,金銅製馬具,須恵器などがある。出土遺物や家形石棺などから,7世紀中頃の古墳とみられている。全国的にも注目される古墳である。
名称 | 御年代古墳 | |
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よみがな | みとしろこふん | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 三原市本郷町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和8年4月13日 | |
構造形式 | ||
法量 | 羨道/長さ4.25m,幅1.55m,高さ1.95m 玄室後室/長さ3.4m,幅2m,高さ2.1m,中央に家形石棺(長さ2.46m,幅1.07m,高さ1.38m,くりぬき式) 玄室前室/長さ2.7m,幅2.05m,高さ2.15m |
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公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「本郷駅」から南西へ約4.5km ○国道2号線沿い南方郵便局から約300m |
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関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |