【解説】
田植時に,声を掛け合い,楽器を囃したてながら苗を植える芸能は,これと同類の光景が中世の絵画資料などに描かれたりしている歴史的に重要なものである。これが今日,広島県ほか中国山地に命脈を保ち伝承されている。そのうち安芸のはやし田は,山県郡北広島町新庄の「はやし田」と安芸高田市高宮町原田の「はやし田」を一括して指定したもので,「法然上人絵伝」や「大山寺縁起絵巻」などの中世資料などでつとに知られていた形態のものである。田楽系芸能の変遷過程を知る上で特に重要な伝承である。また備後地方のもののように牛馬の供養を主目的として執り行われるものと趣きを異にしたものを持つ,地域的特色の顕著なものである。
名称 | 安芸のはやし田 | |
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よみがな | あきのはやしだ | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要無形民俗文化財 | |
種類 | ||
所在地 | 山県郡北広島町,安芸高田市高宮町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 平成9年12月15日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 北広島町:5月の第2日曜日の鳴滝れんげまつりで公開 安芸高田市:5月最終日曜日(来原小学校前水田) |
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交通案内 | 北広島町:浜田自動車道「大朝I.C」から車で10分 安芸高田市:中国自動車道「高田I.C」から車で5分 |
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関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
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入館料 | ||
所在地 | ||
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交通案内 |