【解説】
復古館は,春風館の西隣にある。江戸時代後期の文人,頼春風の孫の三郎が分家独立して現在の屋敷を構え,酒造業や製塩業を営んだ。
主屋は安政6年(1859)の建築である。春風館と異なり,道路に面して表屋(店舗),その奥に主屋を配し,両者を玄関で接続する,いわゆる表屋造で,大きな商家にみられる形式によっている。主屋,表屋の西側や背後に臼湯,米蔵などの附属物が建つが,酒蔵などの一部は現在なくなっている。主屋の座敷の前後に庭園をつくっている。復古館は建物の質がよく,家業を反映して表屋造となっており,武家屋敷風の構えの春風館と好対照をなしている。
名称 | 復古館頼家住宅 主屋(附幣串1本)1棟 表屋及び玄関(附棟札1枚,幣串1本,酒場改築普請帖1冊)1棟 米蔵(附棟札1枚)1棟 臼場(附幣串1本)1棟 附土塀3棟 宅地1,063.63平方メートル |
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よみがな | ふっこかんらいけじゅうたく | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 竹原市竹原町 | |
員数 | 4棟 | |
指定年月日 | 昭和63年12月19日 | |
構造形式 | 主屋/二階建,切妻造,桟瓦葺,塗屋造 | |
法量 | ||
公開状況 | 内部非公開 | |
交通案内 | ○JR「竹原駅」から北へ約1km ○山陽自動車道「河内I.C」から南へ約12km ○広島空港から南へ約16km |
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関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |