【解説】
戦国時代,文明12年(1480)再建の神社建築。桂が浜に面した小高い丘陵上に建っている。
前室付の三間社流造,こけら葺で,庇(前室)の三方に縁を巡らす。身舎(もや),庇はいずれも丸柱からなり,身舎,庇とも板張の床で,身舎は一段高くなっている。
身舎正面に祭壇を構え玉殿三棟を安置している。この玉殿は一間社見世棚造(いっけんしゃみせだなづくり),薄長板葺の珍しいもので,本殿建立と同時期のものと考えられる。
本殿は地方色が濃厚な建物で,全体に木細く,簡素な作りではあるが意匠的にも優れた建物である。
名称 | 桂濱神社本殿 附宮殿3基 棟札1枚(文明十二年六月二日) |
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よみがな | かつらはまじんじゃほんでん | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 呉市倉橋町 | |
員数 | 1棟 | |
指定年月日 | 昭和57年6月11日 | |
構造形式 | 本殿/三間社流造,こけら葺 宮殿/各一間社流見世棚造,板葺 |
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法量 | ||
公開状況 | 外観は常時公開(内部は非公開) | |
交通案内 | ○JR「呉駅」から「鹿老渡行」バスで「桂浜」下車 ○広島市から車で国道33号線を南に約40km |
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関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
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入館料 | ||
所在地 | ||
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交通案内 |