【解説】
形姿は雄大壮重で古雅な趣があり,原形をほとんど完存する。文安3年(1446)の宝物目録には平重盛寄進の鎧と記されている。鎧は,黒漆塗の鉄と革の平小札(ひらこざね)を一枚交ぜにし,厚手の紺糸で威(おど)している。前の裾は騎乗の際に馬背のあたりを和げるため,左右二間に割ってある。兜は鉄黒漆塗り二十間張り,鍍銀(とぎん)の二方白(にほうしろ)十八間の厳星鉢で,●(しころ)は五段下りの四段をゆるやかに吹き返している。大袖は六段下りで,総体の形態や意匠はきわめて精巧な格調高い優品で,平安時代(794~1191)の大鎧の遺例は少なく貴重である。
●は、革へんに毎
名称 | 紺糸威鎧 (兜,大袖付) |
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よみがな | こんいとおどしよろい | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 国宝 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 廿日市市宮島町 | |
員数 | 1領 | |
指定年月日 | 明治32年8月1日(重要文化財指定) 昭和26年6月9日(国宝指定) |
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構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 厳島神社宝物名品展で一部公開 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km | |
関連施設 | 名称 | 厳島神社宝物館 |
開館時間 | 8時~17時 | |
休館日 | なし | |
入館料 | 一般300円(250円),高校生200円(150円),小・中学生100円(70円) ※( )は50人以上の団体,特別展は別料金 |
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所在地 | 廿日市市宮島町 | |
電話番号 | 0829-44-2020 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から南西へ約1km |