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ニコチンを含有する電子タバコについて(注意喚起)

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

 電子タバコは,カートリッジに入った液体を電気的に霧状にして吸引する,一般的には紙巻きタバコに似せて作られた製品で,国内ではその多くが「ニコチンを含まない」ことを表示して販売されています。

 平成22年8月,独立行政法人国民生活センターの商品テストの結果が公表され,販売されている電子タバコの一部に,「ニコチンを含まない」と表示しながら実際にはニコチンが含まれる製品があることが分かりました。
 (公表された商品テストの結果)

 ニコチンを含む電子タバコについては,基本的に,薬事法に基づく承認(有効性や安全性などの確認)が必要ですが,これまで国内で承認された製品はありません。
 なお,テストの結果,ニコチンを含むことが確認された製品については,既に販売中止や回収等の措置が取られています。

 ニコチンが含まれるという認識のないまま長期間・繰り返し使用すると,副作用や依存性が現れたり,妊婦などハイリスクの人に影響を及ぼす恐れがありますので,御注意ください。

 また,ニコチンを含む電子タバコをインターネット等で個人輸入するケースもありますが,次の理由から望ましくないため,安易な使用は避けてください。

  • ニコチン以外の有害な物質が含まれている事例も報告されています。
  • 薬事法上の未承認の医薬品であり,その品質,有効性,安全性が確認されていません。

参考:厚生労働省ホームページ

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