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個人輸入された無承認医薬品による健康被害の疑いについて
平成20年2月22日夕刻、県内医療機関から、無承認医薬品を個人輸入して使用し、低血糖を呈した患者がいる旨の情報がありました。
当該製品からは、次のとおり医薬品成分が検出されており、服用している方は服用を中止し、体調異常等が現れた方は、医療機関へ受診してください。
1 製品の概要 （患者から提供を受けたもの）
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製品名 |
男根増長素（NangenZengzhangsu） | |
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（表）
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（裏）
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内容量 |
0.4g
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製造業者 |
（中美合資）河北鹿泉生物工程有限公司 石家庄高新枝朮园区52号 |
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検査結果 |
グリベンクラミド（120mg／1カプセル）シルデナフィル（12mg／1カプセル） | |
2 県の対応
（1） 当該製品は国内では無承認医薬品であるため、販売・授与等行えば薬事法に抵触することから、関係自治体・関係団体へ情報を提供した。また、厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課へ情報提供した。
（2） 消費者への注意喚起を図るため、県ホームページに製品名、検査結果等を掲載した。
医薬品、健康食品を個人輸入等する際は、危険な成分が含まれていることもあるので、医師、薬剤師等の専門家に相談して成分等を十分に把握し、安全を確認した上で使用してください。
なお、個人輸入で購入した医薬品を業として販売若しくは譲渡した場合には、薬事法違反となります。
3 参考
【グリベンクラミド】
国内では医薬品として承認されており、インスリン非依存型糖尿病治療薬として医師の診断のもと使用されている。
通常使用量は、１日1.25mg～2.5mg、最大10mg
副作用としては、低血糖、発疹 等
【シルデナフィル】
国内ではシルデナフィルのクエン酸塩（クエン酸シルデナフィル）が医薬品として承認されており、勃起不全治療薬として医師の診断のもとで使用されている。
通常使用量は、１日25mg～50mg
副作用としては、頭痛、ほてり、視覚障害 等
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