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スポーツ、食、観光、広島は宝の山 業種の壁越え、もっと会話しよう!

スポーツ、食、観光、広島は宝の山
業種の壁越え、もっと会話しよう!

スポーツ・食・観光に関わる、皆さんによる特別座談会

もっとワチャワチャ、みんなで交じり合って広島を育て隊 さん

2024年2月26日

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ひろしまの魅力ってどんなこと?魅力的な場をどう生かすか

スポーツ 食 観光で広島を盛り上げる3名の方々

それぞれ違う分野でご活躍です。どんなことを発信していますか。

浜田 2月開業の「エディオンピースウイング広島」では、最新鋭の演出装置や施設設備を最大限に活用し、いろんなお客様に来ていただける企画を練っています。
スタジアムを借りて試合をするだけでしたが、今後は指定管理者として、年間30日のサッカー興行以外も含めた1年365日、元気な広島を発信していきます。

常廣 過去だけでなく現在そして未来の広島の発信に取り組んできました。
「おりづるタワー」周辺は、観光客を迎える場所であるだけでなく、広島の人にとっても中心部。観光と地域づくりの両輪の視点で、の取り組みが必要だと考え、エリアマネジメント団体「紙屋町・大手町未来会議」の事務局も担当しています。

中山 オーナーシェフとなって20年。拠点は福山市ですが、広島県全体のシェフたちと手を組み、料理人を育成するコンクールに携わっています。少しずつ成果が出ていて、参加者たちも肩に力が入った感じから「楽しむ」考え方に変化しているように感じます。
お客様を幸せにするためには料理人が幸せでないと、ということで、今後は職場を育てることに取り組みたい。

大きく手を広げスポーツについて語る男性

ー 広島の魅力はどういうところにあると考えますか。

浜田 中心部にカープもドラゴンフライズもある。
スポーツ観戦頻度が高く、一つのエンタメとしていろんなスポーツが楽しめる環境がある。
スポーツって毎回ドラマ・ストーリーが違う。
それを楽しめる心持ちから、学んだものを日頃の生活にも生かすことができるんです。

常廣 極端に特徴がないけど、割と幅広く深めに何でもある。
野球もサッカーもバスケもバレーも何でもあって、山も海も近い。
だから、モノも集まってくる。
都市規模もちょうど良く、そういう意味ではすごく暮らしやすいですよね。

中山 料理人仲間と芸備線に乗って三良坂にバーベキューに行ったんですが、特別感がありました。広島県って宝が埋まっていますよ。
中心部だけじゃなくて庄原、三次、北広島、全体的に見ると、わざわざそこまでいく価値のあるものがいっぱいある。

大きく手を広げ食について語る男性シェフ

​​ー これからよりよい広島を作るために何が必要だと思いますか。

中山 そんな宝や異なる価値観をきちんと発見できていないのが残念。
みんな一方向しか見ていない。でも遠くの人は気づいている。
福山の店に食べに来た方に理由を聞くと「ゆっくりしにきた」と。
観光し尽くした人が再発見する段階で福山が選ばれているんです。

 目指すのは、観光消費額が増えること。
やっぱり泊まってもらうには夜も楽しむところがないと。
「おりづるタワー」は午後6時の閉館後、午後11時までは展望台をルーフトップバーにしています。ナイトタイムエコノミーが広島には足りない。
私達なりの取り組みです。ただ、いろんな人と組みながらやるところがやっぱり足りない。

おりづるタワーと原爆ドームが見える景色

中山 そこ広島って下手ですね。縦割りっぽい。
料理人だけで集まっていても発想が限られるから、垣根を超えてどんどん集まる場を作らないと。中心部から周りへ広がっていくような考え方があったらいいですよね。

浜田 結局コミュニケーション。僕らのコミュニケーションもそうだし、例えば三良坂で、一般の人とも含めたコミュニティがあればそこで食を通じたコミュニケーションが生まれるのが楽しいし、人が元気になる要因の一つ。
コミュニケーションが生まれるポイントを積極的にこっちから作っていくことが広島への貢献になっていくのかな。

常廣 京都行ったら軒先で、通る人をどう捕まえるかっていう商売をみんなやっていた。
広島にもたくさんの人々が来るのに、本通りに入ったところで軒先で物を売る人はほとんどいない。みんな上品に控えめに様子を見ている感じ。
ワチャワチャしているともっと観光客は回遊できるのに、県民性なのかもったいない。
いろんな軸で交わって話をすることで具体的になったり、解決策が見えたり、問題点の共有ができる。ネタがどんどん出てくる。
将来像をイメージしながらまちぐるみで取り組んでいかないと。

大きく手を広げ観光について語る男性

浜田 行政目線の発信をバラバラにやるのではなく、いろんな人が集まって、ストーリーやコンセプトのような共通認識をしっかり作った上で発信することが必要だと思います。
県民市民の人たちに認知されないと何も始まらない。
新しい場の活用もいろんな方との会話のなかで生まれていくんですね。

中山 お客様が育つと料理は進化します。職場が変われば料理人はチャレンジします。
自分自身はそれを福山で実施しています。コンクールも観戦型にして頑張っている料理人の姿を見てもらうとかにして、行政とかまちの人のバックアップ体制がほしいです。
飲食が元気なかったらまちは沈んでしまう。そこをどう維持していくか。
でも、こうやって業種を越えて話すことでいろんなアイデアが浮ぶ。
今日は帰りの新幹線でワクワクしながら帰れます(笑)。​​

紹介人物画像

もっとワチャワチャ、みんなで交じり合って広島を育て隊 さん

スポーツ・食・観光に関わる、皆さんによる特別座談会

サンフレッチェ広島 事業プロモーション部 浜田晃(はまだこう)さん
2009年、全国高校サッカー選手権大会で全国優勝したときの広島皆美高ボランチ。Iターンでサンフレッチェ広島へ。プロモーション担当として、チームの活動やサッカー・新スタジアムの魅力を多角的に発信する。

ル・ミロワール オーナーシェフ 中山孝雄(なかやまたかお)さん
2003年、地元・福山に本格的フレンチレストラン「ル・ミロワール」を開業。2015年からは広島県が主催する「ひろしまシェフ・コンクール」の審査員として、料理人の育成にも尽力している。

握手カフェ 代表取締役 常廣尚志(つねひろしょうし)さん
原爆ドーム東隣の「おりづるタワー」運営責任者補佐。開業時、県内400社以上を訪ねて物産館に並べる品をかき集めた。1階で営業していた「握手カフェ」の新店舗が3月、宮島にオープン予定。