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島の子どもたちに明るい未来を見せてあげたい

島の子どもたちに明るい未来を見せてあげたい

一般社団法人 フウド 代表理事

後藤 峻 さん

2022年7月25日

メインビジュアル

フウドは「風、海、土」、島の内外の人が交じり合う場所

フウドの建物

31歳で江田島に来た後藤峻さんが開いたコミュニティスペース「フウド」。漢字に直すと、風土かな?と思いますが、実は、フ、ウ、ド、のすべてに意味はあるそうです。

「フウドは“風、海、土”。つまり海を渡って外からやって来た“風の人”が地元で暮らす“土の人”とここで交流して、新しい何かが生まれるというコンセプト。島の内外の人たちが出会って面白いことが起こればいいなって思ったんです」。

話をされる後藤さん

後藤さんは江田島からほど近い安芸郡府中町出身。関東の大学を卒業後、東京で街づくりに関する調査や都市計画を作成する仕事をやっていました。しかし故郷への思いは捨てがたく、Uターンを考えた時に浮かんだのが島で暮らすというアイデアだったと言います。

「大学院時代、長崎五島列島の島に一人旅して面白かったんです。そこは人口3千人の小島で、漁師さんや農家さんの手伝いをして1カ月半すごして。島って地理的に完結していて、社会や経済がぎゅっと詰まってる。そこに可能性を感じました」。

話をされる後藤さん

くっきりした“社会の手触り”に惹かれた後藤さんは、数ある島の中で江田島に着目しました。まずは地域おこし協力隊として赴任し、個性的な島民を紹介するサイト『江田島人物図鑑』を制作。次に取り組んだのがフウドを拠点にした場づくりでした。

「江田島への移住を促進するための情報発信をやってたんですけど、やっぱり移住を決意するにはきっかけとなる場所が必要だと思って。ここは空き家物件を紹介したり、移住や仕事のサポートをする一方、コワーキングスペースも備えてます」。

島の仲間と誇りに思ってもらえる“島”づくりを

後藤さんは島に来てSUPをはじめ、現在は島の仲間と「えたじまSUP」というスクールを運営。楽しく、精力的に活動を進めています。

「子どもたちに明るい未来を見せてあげたいんです。島に残ろうが島を出ようが、島を誇りに思ってほしい。そのためには島の大人がいきいきと暮らしてることが重要なんです」。

笑顔の後藤さん

ひろしまの魅力は「支えあう風土」という後藤さん。

「広島は何かはじめようとする人を応援してくれる土地柄。みんな地元愛が強くて、互いに助け合うことが当たり前。それは原爆からここまで復興した歴史が証明してますよね。」

紹介人物画像

後藤 峻 (ごとう しゅん) さん

一般社団法人 フウド 代表理事

広島生まれ。千葉の大学で建築・都市計画を学び2008年より東京のまちづくりコンサルタントに勤務。都市計画から離島振興まで全国津々浦々での調査プランニング案件に携わる。2016年に江田島市に移住。地域おこし協力隊として活動したのち、一般社団法人フウドを設立。パステル色で,窓から瀬戸内海を一望できるフウドの建物は,かつて集会所として使われていた建物を自らがリノベーション。
コミュニティスペース運営、移住支援・空き家紹介、企業誘致、観光事業など地域に根差したまちづくり事業を展開。

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