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ここから始まる新たな何か。移住して見えた「関わりしろ」

ここから始まる新たな何か。移住して見えた「関わりしろ」

株式会社LIG「いいオフィス広島」支配人

内藤 昌史 さん

2022年6月24日

メインビジュアル

コロナ禍で生まれた「新たなコミュニティ」を支える

元の仕事を辞めて故郷へ。それが一般的なUターンの形ですが、内藤昌史さんの場合はちょっと違います。

内藤さんは、東京に本社があるウェブ制作会社の社員として、事業の広島進出の流れに乗って生活をシフトしました。「Uターンと⾔っても、⼩学校⼊学前に広島を離れて以来ずっと関東でした。移住という感覚の⽅が強いです」。

コロナ禍のリモート勤務需要を追い風にニーズが急増中のコワーキングスペース「いいオフィス広島」支配人。内藤さんの勤務先が東京・上野に次ぐ2号店として広島に進出したのは‘18年、時代を先取りした事業でした。

いいオフィスの入り口

ウェブ制作という、いつでもどこでもできる仕事を一社員としてしつつ、場所を選ばず働きたい人のための仕事場を運営しています。そんな「二足のわらじ」の生活の中ですが、ジレンマがあるといいます。「ニーズのあるものを提供できている充実感はあるけど、店舗運営という業態のせいで、⾃分は場所に縛られた働き⽅をしている」。苦笑いしつつ、やりがいのあるところを教えてくれました。

「コワーキングスペースは、偶然的な出会いが発⽣しやすい場所だと思う」。同じ屋根の下で働く、組織も職種も異なる⼈たちが同じ時間を過ごすことで仲良くなっていき、新しいコミュニティが形成されています。

「移り住む」覚悟を決めたからこそ見えてきた風景

インタビューを受ける内藤さん

かつて、⻑野県のサテライトオフィスに勤務していた時に、「四季に合わせた⽣活スタイルが⼼地よく、仕事への価値観を変えた」といいます。その生活の中、⼈⽣を⾒つめ直し、就農への憧れを募らせました。

そして「移り住む」と覚悟を決めて住んだ広島では、⽣活に向き合うようになったといいます。その中で気づいたのは、広島には『関わりしろ』がたくさんあるということ。結婚して子どもができたことも影響しているといいます。「これから広島に住み続けると決意したこともあって、視点や⾏動が変わり、地域との関わりも増えました。広島は、⾃分にとって、いろんな新しいことが始まる場所だと感じています」。

最近、地方自治体の移住・定住支援事業にも関わっています。「自分の経験を地元に還元できたら、こんなに幸せなことないですよね」。

椅子に座る内藤さん

紹介人物画像

内藤 昌史 (ないとう まさし) さん

株式会社LIG「いいオフィス広島」支配人

広島県東広島市生まれ。東京のWeb制作会社に所属し、地方に住みながらリモートでWebサイトやサービスの制作を行う。2018年4月に東広島へUターンし、広島大学跡地にある「いいオフィス広島」と安芸高田市の向原にある「いいオフィス安芸高田」の、2つのコワーキングスペースを運営中。
目下、レモン栽培に挑戦中。呉に畑を借り、妻の実家の四国でも始めている。広島の晴れの日が多くて温暖な気候は、農業をするうえでも1年中何か作物を収穫するのに適しているという。

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