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失敗しない農園選び

印刷用ページを表示する掲載日2018年9月11日

市民農園を借りる時は,自分にあった農園を選ぶ必要があります。
傾向別に選ぶポイントをまとめてみました。参考にしてみてください。
目的別のポイント
利用頻度別のポイント
チェック項目(例示一覧)

◆目的別のポイント

あなたは何のために市民農園を借りようと思っていますか?

野菜などを自分の手で作って食べたい

自分で食べるために野菜などを作りたい方は,自宅近くで農園を探しましょう。
作ることだけを目的にする方には,休憩施設などがあることよりも,その農地に野菜などを多彩に栽培できることが優先されるでしょう。ただし,ツルものや木になるものなどはたいていの場合栽培できないと考えてください。
ポイント:自宅近く,面積,様々な野菜などの栽培指導があるなど

 

 

余暇を過ごしたい

日ごろの喧騒を忘れて,はねをのばしたい方は,少し郊外の景色のいいところを探しましょう。農園へ行くまでのドライブも楽しめるような場所が良いのではないでしょうか。
また,のんびりくつろげる休憩施設や東屋などのある農園も良いのではないでしょうか。
ポイント:景色,休憩施設などの設備など

 

 

子供の学習の場にしたい

野菜などが育つまでの課程を知るということはもちろんですが,山や川,そこに住む生き物たちとも触れ合えるというのも学習になります。
また,小枝や落ち葉を拾える森や,駈け回れる広場などが周辺にある農園も良いのではないでしょうか。
ポイント:自然環境,周辺施設など

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◆利用頻度別のポイント

どのくらいの頻度で市民農園に通いますか?

毎日でも通う

キッチンガーデンのように毎日でも通う方は,近くて,交通の便がよい農園であることが一番大切です。車を利用する場合は駐車場があるかどうかも確認しましょう。
農村に移り住んで本物の農家を目指すという手もあります。(ただし農業者になるためには,一定以上の経営規模(農地面積)が必要です。詳しくは「農地法にまつわる手続き(関連情報)」を御覧ください。)
ポイント:自宅近く,交通の便など

 

 

週に1回は通う

週に1回通えば,まずまずの利用者になれます。
ただし,新鮮な旬の野菜を食べようと思ったら,季節には買い物に行く感覚で,収穫に行きましょう。梅雨の晴れ間は草刈に行きましょう。場合によっては,まわりに迷惑がかからないよう,必要最小限度の農薬の使用も必要だと考えてください。
ポイント:交通の便など

 

 

月に1回は通う

しばらく見ない間に,あなたの農地は雑草だらけになっているかもしれません。収穫の季節には作物がそのまま腐ってしまうこともあるかもしれません。防虫対策など必要最小限度の農薬の使用も必要だと考えてください。あなたが農園に行かない間に,まわりの人に虫の被害が出てしまっては迷惑です。
あなたが行かない間でも,周りに迷惑がかからないように管理してくれる管理人さんなどがいる農園を選びましょう。
ポイント:管理人がいることなど

 

年に数回・・・

年に数回しか行けないという方には,市民農園は無理があります。
あなたが農園に行かない間に,まわりの人に虫などの被害が出てしまいます。また,農園によっては,長期間耕作しない区画は,契約を解除するという特約をつけている場合もあります。
市民農園にこだわらず,例えば,もぎ取りや摘み取りなどの収穫だけを行う観光農園の利用や,果樹などの立木のオーナーになるなどはどうでしょうか。また,イベントなどの企画に参加して,農業体験をしてみるのがよいでしょう。(イベントなどの情報は「交流定住ポータルサイト広島暮らし」などのページを参考にしてください。)
どうしても市民農園でという方は管理を請け負ってくれるサービスや管理人さんがいる農園を選びましょう。
ポイント:農業体験できるのは市民農園だけではありません。ほかの方法も考えてみてください。

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◆チェック項目(例示一覧)

項目 ポイント
農地の広さ(面積) ・雑草とりや土づくりの作業負担
・植えたい品目
・(2年以上の契約の場合は)連作障害
給水設備(水道,井戸,水道・河川,雨水) ・水やりの作業負担
・手洗い
駐車場 ・交通手段
トイレ ・自宅からの距離
・周辺施設(代用施設)
休憩施設(東屋,ベンチ,広場,シャワー,休憩室) ・市民農園を借りる目的
ごみ箱(堆肥ポット) ・農薬などの空き容器
・雑草,枯れたり腐敗した作物
農機具(持参,貸し出し,収納施設) ・農機具に対する知識
栽培指導(栽培のしおり,運営・管理人,講習会) ・栽培に対する知識

 

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