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2.成羽川ブロック河川整備計画の目標に関する事項

印刷用ページを表示する掲載日2024年7月29日

2-1. 計画対象区間及び計画対象期間

〇 河川整備計画対象区間は,広島県知事管理区間とします。

〇 河川整備計画対象期間は,概ね20年とします。

2-2. 洪水による災害の発生の防止又は軽減に関する事項

  災害の発生の防止又は軽減に関しては,東城町市街地の成羽川本川において昭和47年7月に相当する洪水を安全に流下させることにより,人口・資産が集中する住宅密集地において繰り返される家屋浸水被害を解消することとします。

2-3. 河川の適正な利用及び流水の正常な機能の維持に関する事項

 比較的良好な現在の流況を確保することにより,農業用水や上水道などの水利用や動植物の生息・生育環境や景観など,流水の正常な機能の維持に努めます。また,水利権の設定や水質環境基準の指定状況及び貴重な観光資源などの集中する河川については,必要に応じ流量観測所を新設するなど,その流況を把握するとともに,水利用実態調査,動植物に関する環境調査などを実施し,流水の正常な機能を維持するために必要な流量の把握を行います。

2-4. 河川環境の整備と保全に関する事項

 成羽川の甌穴(おうけつ),帝釈(たいしゃく)川の雄橋(おんばし)(帝釈峡),仁吾(に ご)川の魚切(うおぎり)渓谷など,貴重な観光資源の保全に努めます。また,瀬・淵や河岸など,現状の多様な河道の形態を極力維持することによりアユ,アマゴ,ツルヨシなどの動植物の生息・生育環境の保全に努めます。水質については,関係機関と協力し,現在の良好な状況を維持するよう努めます。さらに,緩傾斜護岸や階段工の設置など,親水性の高い水辺空間の整備に努めるほか,地域住民のコミュニティ活動やレクリェーションの拠点としての河川空間利用を可能とするため,関係機関と連携し,まちづくりと一体となった河川空間整備について検討します。

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