広島県道路啓開計画
印刷用ページを表示する掲載日2024年8月28日
広島県道路啓開計画(令和6年7月)
広島県では、南海トラフを震源域とする最大クラスの地震の発生により、瀬戸内側における津波被災をはじめとする甚大な被害が危惧されます。
そこで、大規模地震発生の際、広島県内で必要となる道路啓開を迅速かつ効率的に実施するための啓開ルートの選定や道路啓開の実施方法等を定めた「広島県道路啓開計画」を策定しましたので、お知らせします。
そこで、大規模地震発生の際、広島県内で必要となる道路啓開を迅速かつ効率的に実施するための啓開ルートの選定や道路啓開の実施方法等を定めた「広島県道路啓開計画」を策定しましたので、お知らせします。
道路啓開とは
『道路啓開』とは、災害時における救助・救援の要として、緊急車両の通行に最低限必要な幅員を確保するため、がれきで塞がれた道を切り開くなどの障害物の除去や、簡易な段差修正等により、早急に救援ルートを開けることをいいます。
大規模災害発生時においては、応急復旧を実施する前に、人命救助を最優先とした救援ルートを確保するための啓開が必要となります。
大規模災害発生時においては、応急復旧を実施する前に、人命救助を最優先とした救援ルートを確保するための啓開が必要となります。
道路啓開の作業内容
道路啓開は1車線、啓開幅5mを基本とし、緊急車両の通行帯を確保します。
啓開作業は、重機を投入し、がれきの除去等を行い、緊急車両の通行に必要な最低限の幅員(5m)の啓開完了後、引き続き次の被災エリアに向けて隣接区間の道路啓開を実施します。
啓開作業は、重機を投入し、がれきの除去等を行い、緊急車両の通行に必要な最低限の幅員(5m)の啓開完了後、引き続き次の被災エリアに向けて隣接区間の道路啓開を実施します。
啓開計画の目標
国・県・市町の各道路管理者において、発災後 24 時間以内に高速道路や津波等の被害が想定される沿岸部への広域移動ルートの概ねの啓開を完了し、発災後72時間以内に被災地内ルートの概ねの啓開を完了します。
啓開ルート選定の考え方
防災拠点等を基に設定した市町役場や防災拠点病院、空港・港湾等の防災上、重要な拠点へのルートを最優先に啓開します。
(参考)関係省庁のホームページ等
内閣府:南海トラフ地震臨時情報が発表されたら!
https://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/rinji/index1.html
気象庁:南海トラフ地震について
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/index.html
中国地方整備局:中国地方道路啓開計画
https://www.cgr.mlit.go.jp/douro/keikaikeikaku/index.html
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