中国横断自動車道 尾道松江線
中国横断自動車道 尾道松江線(愛称:中国やまなみ街道)
中国横断自動車道 尾道松江線(中国やまなみ街道)は,広島県尾道市を起点に,三次市を経由して,島根県松江市に至る延長約137kmの高速自動車国道であり、平成27年3月22日に全線開通(暫定2車線)しました。
本路線は,西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)と一体となって山陰~山陽~四国の連携を強化するほか,山陽自動車道・中国自動車道・山陰自動車道と接続して広域的な交通ネットワークを形成しており,一般道路の混雑緩和や移動時間の短縮に加え,沿線地域の社会経済・生活文化の発展に大きく寄与することが期待されてます。
現在の交通・規制情報
尾道松江線の現在の情報については,下記をご参照ください。
- 道路交通情報について
日本道路交通情報センター(JARTIC)
- 事前規制情報について
三次河川国道事務所HP【規制情報】 - 現在の道路状況等について(ライブカメラ,気象情報等)
三次河川国道事務所HP【カメラ・気象情報一覧】
- 交通規制等について
西日本高速道路(株)HP【リアルタイム交通情報】
路線概要
尾道松江線は、旧日本道路公団によって整備されていましたが,三刀屋木次IC以南の延長約111kmの区間については,平成16年1月に新直轄方式が導入され,無料の高速道路として国土交通省において整備されました(尾道本線料金所~尾道JCT間は有料)。
計画概要
路線名: |
中国横断自動車道 尾道松江線 |
---|---|
区間: |
尾道JCTから松江玉造ICまで |
総延長: |
137キロメートル(広島県内約86キロメートル) |
道路規格: |
第1種第3級(尾道JCT~三刀屋木次IC) |
設計速度: |
80キロメートル/時(尾道JCT~三刀屋木次IC) |
車線数: |
4車線(暫定2車線) |
路線概要図
尾道松江線(尾道JCT~三刀屋木次IC)の詳細な情報はこちらをご参照ください。
三次河川国道事務所HP【尾道松江線 概要】
整備経緯
昭和62(1987)年9月 | 国土開発幹線自動車道として新規追加される |
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平成10(1998)年12月 | 全区間が施行命令区間となる |
平成11(1999)年11月 | 甲山地区で県内初の用地幅杭打式を実施 |
平成13(2001)年3月 | 宍道IC~松江玉造IC間開通(暫定) |
平成13(2001)年4月 | 尾道~甲山間で用地買収に着手 |
平成13(2001)年12月 | 吉舎~口和間で用地買収に着手 |
平成15(2003)年3月 | 三刀屋木次IC~宍道IC間開通(暫定) |
平成16(2004)年1月 | 尾道~三刀屋木次間の新直轄方式へ切り替え |
平成17(2005)年11月 | 口和~県境間で用地買収に着手 |
平成18(2006)年3月 | 甲山~甲奴間で用地買収に着手 |
平成19(2007)年1月 | 甲奴~吉舎間で用地買収に着手 |
平成22(2010)年11月 |
尾道JCT~世羅IC間開通(暫定)
※御調IC(仮称)→尾道北IC 甲山IC(仮称)→世羅ICに名称決定
|
平成24(2012)年3月24日 | 吉田掛合IC~三刀屋木次IC間開通(暫定) |
平成25(2013)年3月30日 | 三次東JCT・IC~吉田掛合IC間開通(暫定) |
平成26(2014)年3月30日 | 吉舎IC~三次東JCT・IC間開通(暫定) |
平成27(2015)年3月22日 | 世羅IC~吉舎IC間開通(暫定) 【全線開通(暫定)】 |
整備区間 | 区間距離 | 整備主体 | 現在の管理主体 | |
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新直轄 方式 |
尾道JCT~尾道本線料金所
(尾道市美ノ郷町~木ノ庄町) |
0.9km | 西日本高速道路(株) | |
尾道本線料金所~甲奴・吉舎間 (尾道市木ノ庄町~三次市甲奴町) |
33.4km | 国土交通省中国地方整備局 福山河川国道事務所 |
国土交通省中国地方整備局 三次河川国道事務所 |
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甲奴・吉舎間~高野・雲南吉田間 (三次市吉舎町~県境) |
52.0km | 国土交通省中国地方整備局 三次河川国道事務所 |
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高野・雲南吉田間~三刀屋木次IC (県境~雲南市三刀屋町) |
24.6km | 国土交通省中国地方整備局 松江国道事務所 |
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有料道路方式 | 三刀屋木次IC~松江玉造IC (雲南市三刀屋町~松江市玉湯町) |
26.3km | 西日本高速道路(株) |
期待される効果
《中四国地域連携軸構想の推進》
瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)と一体となり、中国四国地域を結ぶ 新たな広域連携軸を形成します。
《経済圏・商業圏の拡大》
備後・備北地域や松江、出雲などの沿線地域はもとより、遠くは四国方面へ 向けた広域的な経済圏・商業圏が形成されます。
《山陽~山陰間の交流促進》
山陽~山陰間は約2時間30分で結ばれ、完全な日帰り圏内となります。その結果 産業活動、医療、教育などの行動圏が拡大します。
《広域観光ネットワークの創造》
沿線地域がもつ多様な観光文化資源を、有機的にネットワークすることにより、 広域的な観光圏を形成します。
尾道松江線の通行にあたってのご注意
通行料金について
尾道松江線のうち,尾道北IC~三刀屋木次IC間の通行料金は無料です。
尾道自動車道については,尾道JCTから尾道本線料金所間は通行料金が必要となります(尾道本線料金所では一般道への出入りができないため,世羅IC方面から尾道北ICを通過した場合,通行料金が必要になります)。
松江自動車道については,三刀屋木次IC以北は通行料金が必要となります。
料金の詳細については,こちらからご確認ください。
西日本高速道路(株)HP【高速料金・ルート検索】
休憩施設等について
尾道松江線の尾道JCT~三刀屋木次IC間にはサービスエリア,ガソリンスタンドがありませんので,ご注意ください。
インターチェンジ周辺の施設(道の駅等)については,こちらをご参照ください。
尾道松江線のご利用案内(三次河川国道事務所)PDFファイル(3.39MB)
このページに関連する情報
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