東広島・呉自動車道
東広島・呉自動車道(一般国道375号 東広島・呉道路)
一般国道375号は,広島県呉市から三次市を経由して島根県大田市までを結ぶ幹線道路として重要な役割を担っています。
このうち,東広島・呉自動車道は,呉市阿賀中央と東広島市高屋町溝口を結ぶ延長32.8kmの自動車専用道路であり,平成27年3月15日に全線開通(暫定2車線)しました。
交通・規制情報
東広島・呉自動車道の現在の情報については,下記をご参照ください。
道路交通情報について
事前規制情報について
現在の道路状況について(ライブカメラ)
事業概要
東広島・呉自動車道は,広島広域都市圏の東部に位置する東広島市と呉市を結ぶ高規格幹線道路であり,同地域の発展に不可欠な社会基盤として,平成3年度に広島県において事業化し,その後,平成5年度に直轄事業に移行して国土交通省によって整備されました。
本路線は,山陽自動車道(および東広島・安芸バイパス)と広島呉道路と合わせて,広島市・東広島市・呉市を結ぶ,広域的な連携・交流を支えるトライアングルネットワークを形成しています。
計画概要
路線名 | 一般国道375号 |
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事業主体 | 国土交通省 |
区間 | 自:東広島市高屋町大字溝口 |
至:呉市阿賀中央5丁目 | |
延長 | 32.8キロメートル |
道路規格 | 第1種第3級 |
設計速度 | 80キロメートル/時 |
標準幅員 | W=20.5メートル(土工部) |
車線数等 | 4車線(暫定2車線) |
路線概要図
東広島・呉自動車道の詳細な情報は,こちらをご参照ください。
広島国道事務所HP【東広島呉道】
整備経緯
昭和62(1987)6月 | 高規格幹線道路に決定 |
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平成元(1989)年8月 | 基本計画決定 |
平成2(1990)年11月 | 都市計画決定 |
平成3(1991)年12月 | 整備計画決定(東広島JCT~馬木IC) |
平成3(1991)年度 | 東広島JCT~馬木ICを県事業として事業着手 |
平成4(1992)年度 | 馬木IC~阿賀ICを県事業として事業着手 |
平成5(1993)年度 | 国直轄事業に移行 |
平成5(1993)年7月 | 整備計画決定(馬木IC~阿賀IC) |
平成7(1995)年度 | 東広島JCT~馬木ICの工事着手 |
平成11(1999)年度 | 郷原IC~阿賀ICの工事着手 |
平成19(2007)年11月3日 | 上三永IC~馬木IC 開通(暫定) |
平成22(2010)年3月14日 | 高屋JCT・IC~上三永IC 開通(暫定) |
平成24(2012)年4月1日 | 黒瀬IC~阿賀IC 開通(暫定) |
平成27(2015)年3月15日 | 馬木IC~黒瀬IC 開通(暫定)【全線開通(暫定)】 |
平成29(2017)年4月9日 | 大多田IC(※) 開通 |
※大多田インターチェンジは,県道 吉川大多田線と接続するハーフインターチェンジ(馬木方面の出入りのみ)であり,地域活性化インターチェンジとして広島県が整備を行ったものです。地域の救急・救命活動の迅速化や,周辺の吉川工業団地等の物流の活性化・効率化,周辺道路の渋滞緩和等の多くの効果が期待されています。
整備による効果・期待される効果
整備効果
東広島・呉自動車道が開通したことで,開通前と比較して所要時間が大きく短縮されました。
期待される効果
東広島・呉自動車道の整備により,移動時間の短縮や安全性の向上のほか,下記の効果が期待されています。
《地域の経済・産業・文化の発展》
山陽自動車道、広島呉道路とともに、広島市、呉市、東広島市をつなぐトライアングル道路網を形成、3つの都市をより強く結び付け,テクノポリス計画をはじめとする各種開発計画を促進し、地域の発展に貢献します。
《都市間の連携・交流の拡大》
呉市から東広島市の沿線都市間の連携を促進するとともに、周辺地域から山陽自動車道までの所要時間が大幅に短縮されるため、より多くの人が高速道路ネットワークを利用できるようになり、広い範囲で地域間の交流が活発になります。
《陸・海・空の交通機関の相互連携強化》
海の玄関口である重要港湾呉港、山陽新幹線東広島駅、広島空港などを結び、陸・海・空の交通ネットワークの連携を強めます。
その他
東広島・呉自動車道に関するお問い合わせ先
国土交通省中国地方整備局 広島国道事務所
電話番号(代表) :(082)281-4131
ホームページアドレス:http://www.cgr.mlit.go.jp/hirokoku/