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広島漆芸

印刷用ページを表示する掲載日2025年7月10日

<広島漆芸(ひろしましつげい)>

◇沿革・特徴

株式会社高山清は大正2年に広島仏壇の塗師から始まり、戦後1978年に伝統的工芸品に指定された広島仏壇や寺院用具を製造し、2013年には創業100年を迎える。
4代目・高山尚也氏は、代々引き継いだ広島仏壇の塗師の技術と、京都での修行時代に修得した蝋色磨きの技術を生かし、漆芸家・高山尚也として、「生活の中に漆を」をテーマに、漆工芸品の伝承と開発に取り組んできた。
令和3年度には、広島市の特産品認定制度「ザ・広島ブランド」に認定されている。​

高山尚也氏の広島漆芸の特徴は、しっとりした手触り、ソフトでやさしい口触り、カラフルな色合いなどである。素地に木を使わず、石こうで型を作り、布を漆糊で張り重ねたものを素地にする、「乾漆」という技法を用い、注ぎ口から本体への曲線は、木の漆器では表現できにくい、滑らかな流線形を描く。漆器の常識を覆した漆器であり、「広島漆芸」と呼ばれる所以である。軽くて薄く、かつ丈夫で、乾燥に強いのが特徴である。
漆はおよそ50年という年月をかけて乾燥していき、時間が経つごとに漆がしまり、使えば、使い込むほどに、艶やかさをまとう逸品へ成熟していく。​

​◇主たる産地

 広島市

◇原材料

 天然漆・木地は天然木(欅・栃・ミズメ桜)、下地材は砥の粉・地の粉
    乾漆は、天然漆、下地材は砥の粉・地の粉・麻布 ​

◇主な製品

 広島漆芸​

  広島漆芸 高山尚也氏


◇製造者

 高山 尚也 
     広島市中区堀川町2-17
     082-241-5058
     takayamakiyoshi@tenor.ocn.ne.jp
     https://www.takayamakiyoshi.com/

◇おしらせ情報

 伝統工芸の手作り体験
    匂い袋づくり、お香づくり、黄金鉛筆づくり
    お問い合わせ先:082-241-5058

◇関連リンク

 ザ・広島ブランド(広島市)
 広島漆芸

 

 


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