川尻筆(かわじりふで)
印刷用ページを表示する掲載日2024年7月12日
<経済産業大臣指定伝統的工芸品>
◇沿革・特徴
川尻筆は,呉市川尻町で作られており、江戸時代末期に上野八重吉が製造したのが始まりとされています。京筆の流れを汲み、しなやかな切っ先は、草書・かな・日本画の精密画などに適しています。
「練り混ぜ」という毛混ぜの技法が一般的で、最初から最後まで一人の職人が製作し、大量生産には向きませんが、反面、高度な技術を必要としていることから、出来上がった製品は高い品質の筆となります。
◇原材料
獣毛
◇主な製品
書道用筆
◇指定年月日
平成16年8月31日
◇産地組合
川尻毛筆事業協同組合
〒737-2603 呉市川尻町西一丁目2-2
電話:0823-87-2395