三次人形(みよしにんぎょう)
印刷用ページを表示する掲載日2024年7月12日
<広島県指定伝統的工芸品>
◇沿革・特徴
三次人形は、江戸時代から作り始めたと伝えられ、粘土を焼成し、彩色したもので、独特のつやがあり、別名「光人形」と呼ばれています。
菅原道真をモデルとした天神さんを中心に、男物、女物、その他の人形(約140種類ある)で構成され、男の子、女の子の初節句のお祝いに親類、知人から頂いたそれぞれの人形を、4月3日の節句(旧暦)に、子供たちの健やかな成長を願い各家庭で飾ったという風習が三次地方を中心とした広島県北一帯で江戸時代から広く行われ、現在に至っています。
◇原材料
粘土、泥絵の具、膠(にかわ)、胡粉(ごふん)
◇主な製品
天神、武者物、女物
◇指定年月日
平成3年4月8日
◇製造者
丸本 垚
〒728-0014 三次市十日市南四丁目12-7
電話:0824-63-7502