福山琴(ふくやまこと)
印刷用ページを表示する掲載日2025年6月26日
<経済産業大臣指定伝統的工芸品>
◇沿革・特徴
福山琴は、江戸時代初期に福山城が築かれた頃から作られ始めたとされており、江戸の末期、文化年間には京都で箏(そう)曲を伝授された琴の名手、葛原勾当が帰郷して備後・備中で活躍し、福山琴の名を高めたといわれています。
最高級の桐乾燥材を使用し、精巧な細工が施されるなど、手作りの良さが随所にあふれています。優れた音色、甲の木目の美しさ、装飾の華麗さは、経験豊かな琴職人の技術によって生まれています。
◇原材料
桐
◇主な製品
琴
◇指定年月日
昭和60年5月22日
◇産地組合
福山邦楽器製造業協同組合
〒720-0067 福山市西町二丁目10-1 福山商工会議所内
電話:084-921-2349