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マイクロチップの装着と登録をしましょう

印刷用ページを表示する掲載日2023年5月19日

マイクロチップの装着・登録が制度化されました

 令和4年6月1日から、次のことが義務化されました。

 
義務化された内容
ペットショップなど動物販売業者が、犬や猫を販売する場合に、マイクロチップを装着すること
犬や猫にマイクロチップを挿入した場合は、飼い主の情報(氏名や住所等)及びペットの情報(品種や毛色等)を登録すること
登録した情報に変更が生じた場合は、変更登録を行うこと
登録を受けた犬や猫を取得した場合は、取得者が変更登録を行うこと
登録を受けた犬や猫が死亡等した場合は、飼い主はその旨を届け出ること

 ペットショップ等で犬や猫を購入した場合や、マイクロチップの装着された犬や猫を譲り受けた場合は、飼い主情報の登録を行う必要があります

 
マイクロチップとは 登録方法 QA

 

マイクロチップについて

マイクロチップとは?

・マイクロチップは,直径1~2mm,長さ8mm程度の円筒形の小さな電子標識器具です。内部はIC,コンデンサ,電極コイルからなり,外側は生体適合ガラスで覆われています。

・マイクロチップには世界で唯一の15桁の数字が記録されています。皮下に装着されたマイクロチップの番号は,専用の読み取り機(マイクロチップリーダー)で読み取ることができます。

 
マイクロチップ マイクロチップリーダー
マイクロチップ実物 マイクロチップリーダー

マイクロチップのメリット

・迷子になったときや,地震などの災害,盗難や事故によって,飼い主と離ればなれになったときに,保護された犬や猫のマイクロチップの番号を専用のリーダーで読み取ります。その番号からデータベースに登録されている飼い主の情報と照合することで,飼い主の元に戻ってくる可能性が高くなります。

・言葉が離せないペットにとって,マイクロチップはペットと飼い主とをつなぐ大切な絆になります。

マイクロチップ モデル犬

 

マイクロチップの主な特徴

・一度体内に埋め込むと,脱落や消失はほとんどなく,データも書き換えられないため確実な身元証明となります。

・電池交換は不要です。

 

マイクロチップの登録方法

 マイクロチップの登録・変更登録は、装着または変更事象が生じた日から30日以内に行う必要があります。(所有者の義務)

新しく動物病院で装着した場合

 獣医師が発行する装着証明書を写真にとり(またはスキャンし)以下の動画に沿って「犬と猫のマイクロチップ情報登録」へ登録を行います。登録には電子申請の場合300円、紙申請の場合1,000円の手数料が必要です。

 動物の愛護及び管理に関する法律に基づく犬と猫のマイクロチップ情報登録(リンク)

 登録方法の動画はこちらから


民間団体の行う,マイクロチップ情報登録期間(AIPO,Fam等)への登録のみでは,

動物の愛護に規定されたマイクロチップの登録義務を果たしたことになりません

動物の愛護及び管理に関する法律に基づく「犬と猫のマイクロチップ情報登録」にも必ず登録しましょう。

マイクロチップの装着された犬や猫を取得した場合

 ペットショップで購入するなど、マイクロチップの装着された犬や猫を取得した場合は、

犬や猫と一緒に譲り渡されたマイクロチップ登録証明書を手元に用意し、

マニュアル(所有者の変更登録) (PDFファイル)(2.97MB)に沿って、

新たな飼い主の情報を登録しましょう。

※登録には電子申請の場合300円、紙申請の場合1,000円の手数料が必要です。

登録証明書登録証明書(サンプル)

  1. 引っ越し等により、登録情報に変更が生じた場合(飼い主の変更を伴わないもの)はマニュアル(所有者の変更を伴わない変更登録) (PDFファイル)(2.36MB)に従い変更登録をしてください。
  2. 登録証明書を紛失した場合はマニュアル(登録証明書の再発行) (PDFファイル)(2.11MB)に従い、登録証明書の再発行をしてください。
  3. 登録した犬や猫が死亡した場合はマニュアル(死亡の届出) (PDFファイル)(1.42MB)に従い、届出をしてください。

​※1~3の手続き(所有者の変更を伴わない手続き)は電子申請の場合、手数料はかかりません。

既にマイクロチップを装着し,民間登録団体に登録している飼い主さんへ

 民間団体に登録している情報を,環境省のデータベースにも登録していただくようお願いします。

 移行登録を御希望の場合には日本獣医師会にお問い合わせください。

 日本獣医師会

 電話番号:03-3475-1695

 メールアドレス:info@mc.env.go.jp

 

マイクロチップに関するQ&A

マイクロチップはどうやって装着するの?

MC挿入

・動物病院などで獣医師が専用の注射器を使って埋め込みます。痛みは普通の注射と同じくらいといわれています。

・個体差がありますが,犬は生後2週齢,猫は生後4週齢頃から埋め込むことができるとされています。

・装着場所は,首の後ろ(背側頸部)皮下が一般的です。

・マイクロチップを装着した獣医師から「マイクロチップ装着証明書」が発行されます。このマイクロチップ装着証明書は,飼い主の情報をデータベースへ登録する際に必要になりますので,なくさないよう保管してください。

マイクロチップの読み取り機(マイクロチップリーダー)どこにあるの?

・動物愛護センター,市町等にマイクロチップリーダーがあります。

・動物愛護センター等に保護された犬や猫については,鑑札や名札などの確認とともにマイクロチップの番号の読み取りを行います。

 

マイクロチップは害はないの?

 痛みも注射と同程度であり、健康被害は報告されていません。

 知るほどニャるほど!マイクロチップだワン(動画リンク)

 

その他Q&A

  • 環境省 作成「犬と猫のマイクロチップ情報登録に関するQ&A」

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html

  • 広島県食品生活衛生課作成

マイクロチップQ&A(一般飼い主向け) (PDFファイル)(373KB)

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