脳脊髄液減少症に関する情報
印刷用ページを表示する掲載日2017年12月6日
■脳脊髄液減少症とは
脳脊髄液腔から脳脊髄液(髄液)が持続的ないし断続的に漏出することによって脳脊髄液が減少し,頭痛,頸部痛,めまい,耳鳴り,視機能障害,倦怠など様々の症状を呈する疾患です。現在,厚生労働省の研究班で,この疾患の研究が続けられています。【疾患定義は脳脊髄液減少症ガイドライン2007(脳脊髄液減少症研究ガイドライン作成委員会監修)から引用】
ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)は,医療保険が適用されることとなりました。(平成28年4月から)
ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入法)とは,無菌的に採取した本人の静脈血を,硬膜外腔の髄液が漏れている周辺に血液を注入し,血液が凝固する性質を利用して漏れを塞ぐという治療法で,有効な治療法の一つと言われています。
この治療法が,平成28年4月から医療保険の適用となりました。
■治療できる場所は?
- 医療機関
広島県では,県内の関係医療機関に対し脳脊髄液減少症の診察などに関するアンケート調査を行いました。
その結果,診察などを行っていると回答した医療機関について各医療機関の同意を得て次のとおり公表します。
脳脊髄液減少症に関する医療機関情報(平成28年9月現在)