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「CKD(慢性腎臓病)」を知っていますか?

印刷用ページを表示する掲載日2026年6月24日

CKD(シーケーディー:Chronic Kidney Disease)とは、「慢性腎臓病(まんせいじんぞうびょう)」のことで、自覚症状がないまま徐々に腎臓の機能が低下していく病気のことです。

このサイトは、広島県での取組など、CKDについての様々な情報をまとめています。

  • 県民の皆様へ
  1. 慢性腎臓病(CKD)とは
  2. 腎臓からのSOSを見逃していませんか?
  3. 健診を受けましょう!
  4. 健診で異常が指摘されたら

慢性腎臓病(CKD)とは

日本人の5人に1人は慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)とは、病院や健康診断などで行われる尿や血液などの検査で腎臓に異常を認め、その異常が少なくとも3カ月以上継続することで診断されます。一つの疾患の名称ではなく、腎臓の働きが徐々に低下していくさまざまな腎臓病を包括した総称です。日本腎臓学会の調査によると、日本人の5人に1人はCKDと言われています。

腎臓のはたらき

腎臓は血液を濾過して、余分な水や尿毒素などの体に不必要なものをこし出し、尿として体外へ排泄することで、体のなかの環境を維持する重要な役割を担っています。尿を体外に排泄することで、体内の水分量やナトリウム・カリウムといった電解質、体の酸性・アルカリ性の調節を行い、体内が常に最適な環境となるように維持しています。
また、腎臓はレニンという血圧を上げるホルモンを分泌し、体内の塩分や水分量を調節することで血圧をコントロールするほか、エリスロポエチンというホルモンを分泌することで赤血球をつくる司令塔としての役割も担います。さらには骨を健康に保つ働きもあり、まさに“縁の下の力持ち”としてなくてはならない臓器です。

腎臓は沈黙の臓器

腎臓は「沈黙の臓器」と言われ、CKDの初期は自覚症状が乏しく、症状を自覚したときには既に病状が進行しているというケースも少なくありません。CKDが悪化すると余分な水や尿毒素が体にたまることにより、むくみやだるさなどの症状が出現します。末期になると呼吸困難感や、最悪の場合には心停止を起こしうるため、生命維持のために透析や腎移植が必要になります。
また、CKDの悪化で、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患を発症するリスクが上昇します。

腎臓からのSOSを見逃していませんか?

自分の腎臓の機能を知るためには、血液検査でクレアチニンの濃度を測定します。クレアチニンの濃度と年齢・性別から推算糸球体濾過量(eGFR)という数値が計算され、eGFRの値が低いほど腎臓の働きは低下していると判断されます。eGFRは正常値がおおよそ100 mL/分/1.73m2であることから、その値は腎臓の働きが「正常に比べておよそ何%か」を表しています。また、腎臓の障害を知るために、尿検査で蛋白尿の有無を確認することも重要です。CKDは多くの場合、eGFRの値が60未満もしくは尿蛋白陽性が続くことをもって診断されます。

健診を受けましょう!

CKDの進行を予防するためには、健康診断等で腎臓病を早期に発見し、早期に治療を開始することが重要です。

健診や人間ドックなどでは、自分の腎臓の機能(数値)を知ることができます。
また、特定健診は、少ない検査項目で生活習慣病を早期に発見し、予防・改善につなげるための健診です。
健診のお知らせが届いたら、忘れずに受診してください。詳しくは、こちらのページをご覧ください。

健康診断などで測定した血清クレアチニン値等を参考に、​一般社団法人 日本腎臓学会のホームページでは、eGFRが自動で計算されるツールがホームページで公開されています。

健診で異常が指摘されたら

尿検査でたんぱく尿や血尿(尿潜血)が陽性の人は腎臓や泌尿器系の病気が隠れている可能性があります。健康診断で尿検査の異常やeGFRの低下を指摘された場合には、診療所や病院を必ず受診するようにしてください。

厚生労働省リーフレット表厚生労働省リーフレット裏

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