広島県庁保健師募集の追加情報

広島県庁保健師募集の基本情報に掲載中のQ&Aやインタビューを掲載するページです。

大学で保健師課程の勉強や実習をするうちに、地域住民への保健指導や地域づくり、行政の計画策定等、保健師の仕事に興味を持ち始めました。特に災害時公衆衛生活動や感染症対策など広域かつ専門的な業務に携わりたいと思い広島県保健師を志望しました。

広島県北部保健所で精神保健業務を担当しています。地域で暮らす精神障害者の電話・面接相談や家庭訪問を実施したり、支援関係者と退院時等の支援会議に参加したりしています。また、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向けて、地域の関係機関と協議・検討をしながら研修会等の事業を企画・実施しています。

関係機関と連携しながら地域で暮らす県民を支えること、個別事例の課題から地域課題を考え、事業に反映させることができたときにやりがいを感じます。県の保健師の魅力は感染症や精神保健、難病対策等の幅広い業務に携わることができることです。また、広島県は都市部、中山間地域、島しょ部など多様な地域で経験ができることも魅力であると考えています。

１次試験の教養試験は公務員試験対策の問題集や過去問に取り組みました。専門試験、専門記述試験は保健師国家試験の参考書や問題集、過去問に取り組み、用語や保健師の役割の理解を深めました。２次試験では、広島県の施策や事業について情報収集し、興味関心のある業務を考えました。また、市町村ではなく県の保健師を志望する理由を明確にしておきました。

異動により様々な地域で勤務でき、健康づくりや感染症、災害支援などの多岐に渡る業務で専門性を活かして活動できることに魅力を感じ、県保健師を志望しました。これまで２か所の保健所で勤務しましたが、担当する業務が一緒でも、地域の特徴は異なるため、ニーズにあった事業を考え展開できることも魅力の一つです。

研修・人材育成担当に所属しており、保健師に必要な知識や技術が習得できるよう、研修の企画及び実施をしています。また、健康危機管理部門では、災害時に活用するマニュアルの見直しを行なったり、災害をテーマにした研修を組み立て実施したり、災害に備えた体制整備に努めています。

令和６年能登半島地震における被災地派遣です。発災後２か月頃に現地へ向かいましたが、断水、建物の倒壊、道路の隆起やひび割れと被害の甚大さを痛感しました。被災地では関係者と協力しながら、避難所や在宅避難者の健康管理、感染症対策、メンタルヘルスケア等を行い、日頃の業務で培ったことを活かしながらの活動でした。平時にできないことは有事にもできないため、日々の保健活動に精進していきたいです。

県保健師の活動は、イメージがつきにくいかもしれません。インターンシップ等を活用し、ぜひ近くで県保健師の活動を見てください！

私は、県民の健康をサポートするには、自身の健康も大切だと思っています。そのため、休日は旅行やカフェ巡りなど趣味の時間にあて、充実した日々を送っています。

ワークライフバランスを大切にしながら、健康に、元気に、私たちと働きませんか。

看護師として患者様と関わる中で、疾病予防や健康維持の重要性を実感し、幅広い分野で活躍できる保健師の役割に魅力を感じていました。

募集の年齢制限が緩和されていることを知り、ちょうどワークライフバランスに悩んでいた時期でもあり、「保健師への挑戦は今しかない！」と決意し、県の保健師を志望しました。

保健所に勤務しています。母子保健対策、難病対策、地域包括ケアの推進、災害対策等に携わっています。例えば、母子保健対策業務では、管内市町の担当者と母子保健事業の取組共有や課題等の協議、スキルアップのための研修会を企画開催しています。難病対策では、難病患者様や家族等の相談支援や、ニーズを踏まえ講演会や交流会を行っています。

看護師は疾患を抱えた「個人の生活」に寄り添い、疾患や治療における看護や生活を見据えた指導等の看護を行います。一方、保健師は個人の生活だけでなく、「地域での生活」という視点で捉えていることに違いがあります。そのため、保健師は、個人の支援だけでなく、地域全体を対象に健康増進や疾病対策など、広範囲での支援を行っています。その中には長期的な支援もあり、すぐに目に見える効果として表れにくいものもありますが、数年後の多くの住民の方がよりよい生活に繋がる可能性があり、そこに携われることは魅力であり、やりがいです。

私は採用から保健所勤務ですが、その中でも業務は幅広く、担当業務が変わると、わからない事や悩みも多くあります。悩んだりする時には、課や係の中で経験や知識が豊富な先輩や同僚から、指導や助言を得ながら業務をすすめることができます。また、人材育成研修も継続的にあり、新卒の方はもちろん、私のように転職して就職した者も安心して働ける環境です。皆さんと一緒に働ける日を心待ちにしています。

大学卒業後は看護師として病院へ勤務していました。県保健師の業務は、感染症対策をはじめ、虐待予防、精神保健、健康づくり、災害時の被災者支援等、その活動の場は多岐にわたるため、前職の経験を活かし、専門性を高めてスキルアップを目指すことができると思い志望しました。

特定医療費や小児慢性特定疾病関係等の申請受付業務、地域保健対策協議会の公衆衛生・母子保健専門部会の会議運営、新型インフルエンザ等発生に備えた陰圧テントの設営訓練の企画･運営、HIV/梅毒検査・相談を担当しています。

子供が１歳の時に仕事復帰したため、子供が１歳６カ月まで取得できる育児時間（特別休暇）を利用し就業時間より1時間15分早く退庁しています。帰宅時間を渋滞時間とずらすことができ、早くお迎えに行くことで子供との時間や家事の時間も確保できるようになりました。

一日の流れ

６時00分　起床、準備

７時35分から７時40分　自宅を出発し保育園へ

７時50分から８時25分　保育園から職場へ登庁

８時30分　始業

12時00分から13時00分　昼休憩

13時00分から16時00分　会議資料作成

16時00分　退庁

16時45分　保育園お迎え

17時00分　帰宅

４　保健師を目指している方へのメッセージ

広島県の保健師は、育児経験のある先輩も多く、業務を含め育児についても相談がしやすい環境が整っています。

また産育休のサポート体制・復帰後の休暇制度もあるため、安心して産育休を取得することができ復帰後も安心して働けます。

平均3年間で勤務地の異動や業務の変更がありますが、県内の各所の特性を知ることができ保健師としてのスキルアップの機会にもなります。毎年度1回　異動希望面接があり、希望を出すことができます。

必ずしも看護師経験が必要ではありません。保健師は広く地域で生活している人たちを対象として疾病予防、健康づくりのための環境、地域づくりを行います。

コミュニケーション技術や対象者に寄り添った支援を行うなど看護師と共通するところはありますが看護師経験がなくても保健師として活動する先輩が多くいます。

働く中で必要な知識、技術を学んでいくことができます。

どのような保健師になりたいのか説明できるようにしておきましょう。また、日ごろから保健、医療、福祉に限らず社会情勢についてアンテナを立てるようにしましょう。広島県のホームページに重点的に取り組んでいる政策などが掲載されています。

健康危機管理（災害や感染症など）事案の発生時には、休日勤務や時間外勤務はありますが、時間外勤務手当の支給や振替休日の取得ができます。