人権啓発DVD貸出リスト(F.同和問題)
F.同和問題
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No. |
タイトル |
媒体 |
時間 |
内容 |
企画/ 制作 |
制作 年度 |
利用者評価抜粋 |
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| F-78 |
考えてみよう差別の歴史6 |
DVD | 24分 | 学校の社会科、歴史教科書に準拠しながらも、それだけにはとどまらず、新たな史実や新しい歴史的な解釈を取り上げ"差別の歴史"を深くたどり、過去にどのような差別が、どのようにして生まれたのかを考え、「人権尊重」とは何かを考えてもらう視聴覚教材。 Chapter1「戦後の部落解放運動の状況」 Chapter2「続く部落差別の問題 就労・結婚」 Chapter3「差別の背景と今も続く差別」 |
(株)映学社 | 部落差別の歴史が時系列に丁寧に説明されており、今も続く差別などの歴史の背景から、いろいろな世代が共に研修できる内容だった。これまで学習してきた復習ができた。 | |
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F-77 F-76 |
許すな「えせ同和行為」~あなたの会社を不当な要求から守ろう~ |
DVD | 36分 | 「えせ同和行為」とは、同和問題を口実にして、企業・個人や官公署などに不当な利益や義務のないことを求める行為を指します。えせ同和行為は、同和問題に関する誤った認識を植え付け、偏見や差別を助長する要因となっており、同和問題の解決を阻害するものです。本DVDでは、えせ同和行為をはじめとする不当要求行為の主な事例をドラマ形式で具体的に紹介し、この心構えと対策をわかりやすく紹介しています。 | 経済産業省中小企業庁、(公財)人権教育啓発推進センター/東映(株) | 2020年 |
・えせ同和行為による不当要求行為は、どの職場においても起こりえるものなので、その行為に対する心構えや対応を身に着けるのに、とても参考になった。 ・その他の不当要求行為に対しても応用できるのが良かった。 |
| F-75 |
ネット差別を許すな! |
DVD | 33分 |
今、ネット空間を主戦場に部落差別が展開。差別情報の拡散、「部落地名総鑑」公開など、「ネットを悪用した部落差別」の現実を解説。何が問題で、どう解決するのか、道筋を示す。 ・形を変えた部落差別 |
フルーク映像(株) |
2019年 |
・ネット差別の状況がよく理解でき、大変参考になった。 ・差別行動の変容という時代に合ったDVDで、今後の取組について転記となる教材と感じた。 ・少数の意見でも大きな発信力を持つネットの怖さを再認識した。 |
| F-74 | シリーズ映像でみる人権の歴史 第4巻 明治維新と賤民廃止令 |
DVD | 18分 | 明治維新の契機となった闘いには差別されている人も立ち上がったが、「解放令」と呼ばれていた布告には「差別からの解消」という意図はなかったのはなぜか。新たな視線で問いかける。 | 東映(株) | 2015年 | ・知らないことを知ることができた。 |
| F-73 | 部落差別の歴史(明治~現代) ~近代化が存続させた差別~ |
DVD | 26分 | 部落差別によって部落はなくなったが、近代化と資本主義によって、差別意識は解消されなかった。近代の部落問題・貧困格差問題について考える。 | 東映(株) | 2007 |
・部落の歴史が分かった。 ・ドラマ仕立てではないので、グループワークがしずらい。 |
| F-72 | 部落差別の歴史(中世~江戸時代) ~差別の源流を探る~ |
DVD | 27分 | 部落差別の源は、江戸時代の身分制度ではなく、中世以降の差別意識だったことを検証し、差別の本質を考え、現代の差別と向き合う姿勢を問う。 | 東映(株) | 2007 | ・学校で習ったこととは違う歴史的な背景等を知ることができ、勉強になった。 |
| F-71 | あなたに伝えたいこと | DVD | 36分 | インターネット時代における同和問題。結婚話を発端に、同和問題が身近な問題であることを知る。ネット上の情報に左右されることなく、人とふれあい、お互いを正しく知ることが、同和問題やすべての差別をなくしていくために重要であることを伝える。 | 兵庫県/東映(株) | 2014年 | ・同和問題を現在の状況に合った内容で構成されており、自然に受け入れられるところがよい。 ・どういった行為が差別になるのかがわかりやすかった。 ・結婚問題は現在でも存在することを理解してもらえるのではないかと思う。 |
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F-70 |
同和問題~過去からの証言、未来への提言~/同和問題 未来に向けて |
DVD | 61分/19分 | この教材は、我が国国有の人権問題である同和問題に焦点を当て、国や地方公共団体、企業等のさまざまな団体における人権教育・啓発に携わる職員等が身に付けておくべき同和問題に関する歴史的経緯、当時の社会情勢、問題の本質等について、関係者の貴重な証言や解説等を中心に分かりやすく簡潔にまとめています。また、一般市民を対象とした、啓発現場においても使用できる有効なツールとしての映像も併せて制作し、同和問題の解決のために次世代へ伝承するものです。 | 法務省人権擁護局(公財)人権教育啓発推進センター/東映(株) | 2014年 |
・同和問題の歴史から、最近の同和問題をめぐる課題まで網羅されてコンパクトにまとまっている。 ・若手社員に見せたい。 |
| F-68 |
ぬくもりを感じて 刺激的ナイスガイ 中倉茂樹 |
DVD | 30分 | 自分が小・中学校でけがをするほどの「いじめ」体験。高校3年生のとき、同和問題に携わっていた恩師との出会いから、「部落民宣言」をしたとき同級生の思わぬ暖かな励ましを受けたこと。結婚を約束した女性の両親や兄姉の強い反対の中、二人の固い決意を支える仲間の存在。部落差別をなくすことに人生を賭けたいという強い思いをストレートに訴えかける。 |
フルーク映像(株) |
2006年 |
・現代の部落差別についてよくわかる内容だった。 |
| F-67 |
差別っていったい何やねん 歩く水平社宣言・川口泰司 |
DVD | 30分 | 被差別部落出身の川口さんが、自分のおばあさんの声なき声、両親や村の人たちの思いを伝えたいとの考えから、自分の体験を軸に、積極的に講演会やシンポジウムを通して、部落の心をハートフルに、かつエネルギッシュに語り続けるもので、これまでにない切り口で同和問題を考えさせられる。 |
フルーク映像(株) |
2004年 |
・分かりやすく説明し、真剣に問いかけている。 |
| F-66 |
差別意識の解消に向けて 第3巻 土地差別問題を考える |
DVD |
24分 |
大阪府内で実際にあった宅地建物取引での差別事象をドラマで再現するとともに、宅地建物取引業者や住民から同和地区に関する問合せを受けたときの行政職員としての対処の仕方を3例のケーススタディで紹介し、土地差別に関わる人権問題に直面したとき、どのように対応すべきかを自分自身の問題として考えさせるもの。 |
大阪人権問題映像啓発推進協議会/(株)テレコープ |
2007年 |
・土地差別は根深い深刻なものとなっている。 ・ビデオの後半部分が現実感のないものとなっていた。 |
| F-65 |
差別意識の解消に向けて 第2巻 宅地建物取引における土地差別 |
DVD |
22分 |
大阪府内で実際にあった宅地建物取引での差別事象をドラマで再現するとともに、宅地建物取引業に携わる人たちへのインタビューをとおして、同和地区の土地に対する忌避意識の実情を紹介する一方、宅地建物取引業者の人権意識の高揚を図るための自発的な取り組みの必要性や具体的な対応の仕方を提示するもの。 |
大阪人権問題映像啓発推進協議会/(株)テレコープ |
2007年 |
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| F-64 |
差別意識の解消に向けて 第1巻 人権のまちづくり |
DVD |
29分 |
大阪府内で、同和地区内外の人たちが、より良い暮らしをするために、同和地区を含む町内会で結成した「まちづくり委員会」の活動や、一人暮らしをしている高齢者の安否確認やふれあい事業をとおして、実態のない噂や風説に基づいて温存されてきた同和地区に対する忌避意識を解消していく姿を追うもの。 |
大阪人権問題映像啓発推進協議会/(株)テレコープ |
2007年 |
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| F-63 |
心の窓を拓いて 明石一郎 |
DVD | 30分 |
地元小学校に復帰 小学校教師、全国同和教育研究協議会、大阪府教育委員会などを通じ人権教育に深く携わる。教育のチカラを信じる日々。 三つの明石さん 「読み書き計算・ボケ・ツッコミ」「ぐっすり・しっかり・すっきり」・・・単純明快さが信条。人権力を育むのは「好感・共感・親近感」。同和教育と人権教育、差別解消の見通しを具体的に示す。講演は学校・家庭・地域コミュニティー・現場に元気と勇気を与える。 |
フルーク映像(株) |
2013年 |
・元気が出る内容だった。 ・分かりやすかった。 |
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F-61 |
差別を許さない自分づくり 寝た子を起こして30年・長谷川サナエ |
DVD |
26分 |
1981年に新潟県で唯一の部落解放同盟支部を7軒15人で立ち上げた長谷川さん。同じく新潟県で唯一の隣保館も立ち上げ、地区の内外をつなぐ大切な拠点となっている。“寝た子を起こすな”の風潮は根強く残り、66歳の今も、講演活動や被差別民衆の伝統芸能復活など、活動は多岐にわたっている。 |
フルーク映像(株) |
2012年 |
・活動の実情を知ることができてよかった。 ・本人の話があり、グループワークしやすい。 |
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F-60 |
無知を許さず 連続大量差別はがき事件・浦本誉至史 |
DVD |
30分 |
見ず知らずの人間から大量の差別ハガキや手紙を受け取った浦本さん。この事件やあらゆる人権問題は「無知」に起因することを具体的に解説する。差別解消の道は“啓発活動にあり”と説く。 |
フルーク映像(株) |
2012年 |
・現代の部落差別について、よく分かる内容だった。 |
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F-59 |
私の中の差別意識部落差別問題から考える |
DVD |
24分 |
差別は日常の生活の中にある。差別しない。差別されない。そのためには、正しい知識とともに、人に流されない勇気を持つことも大切。あからさまな部落差別は影を潜めたが、まだまだ結婚差別や就職差別などは残っているのが現状。この作品は、ドキュメンタリーを通し、差別された人の心の痛みを伝えつつ、どうすれば差別がなくなるのか考えるきっかけをを提供し、自らの差別意識に気づき、正しい知識や判断力を持つことの大切さを伝える。 |
東映(株) |
2010年 |
・あらためて差別の実態を理解するにはよい内容だと思った。 ・分かりやすかった。 |
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F-57 |
仕事作りが私の仕事植並鈴枝 |
DVD |
25分 |
中学校3年生で父の死に遭い、以来、学業と仕事を両立させた植並鈴枝さん。その時のあらゆる働く現場を体験し、それが現在の仕事=就労支援となった。30代で4人の子育てで芽生えた社会とのつながりにより様々な資格を取得し、現在のC-Stepの前身である(社)同和地区人材雇用開発センターに就職する。解放運動に生きた父親の口癖は「仕事保障」で、働くことで社会とつながるということであった。就労困難者の就労支援を通し人権確立の社会作りを担っている。 |
フルーク映像(株) |
2011年 |
・参考になった。 ・最近の作品であり、ドキュメンタリー形式で学習しやすい。 |
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F-56 |
ドラゴン流“人権とダンス”松本柳子 |
DVD |
30分 |
京都市内の被差別部落で生まれ育った松本柳子さん。父の遺言「優秀」=「人の憂いに寄り添う」を実践して30年。8年前から育成学級を担当している。そのかたわら、年齢・性別・障害の有無を問わないダンスサークルFdf(Fighting dragon family)を主宰して10年、ダンスで「人のつながり」「心の癒し」を育んでいる。そのダンスサークルの発表会で各人の喜怒哀楽の素直な発露がダンスに結実する。「プライドとリスペクト」が人間解放の要諦と語る「ドラゴン先生」の日々を追う。 |
フルーク映像(株) |
2011年 |
・共感を得ることができた。 ・研修のビデオとして利用するのは難しい。 |
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F-55 |
出会いを紡ぐ 川崎那恵・武田緑 |
DVD |
30分 |
部落問題に対して否定的な両親に育てられた川崎那恵、一方肯定的な両親に育てられた武田緑。この二人がお互いを尊敬し合い、自らが気持ちよく生きるために、肩肘張らず、柔らかいつながりの中で人権を考えていきたいと思っている。那恵は自分が部落出身であることをカミングアウトした瀬戸内海の小島に後輩たちと訪ねたり、自分が生まれた村のお年寄りにその暮らしを書き残そうと聞き取りを始める。一方、緑は地元青年部の活動や、韓国へのスタディーツアーに参加し、ネットワークを広げる活動を展開している。二人の若い世代のやわらかい解放運動を追う。 |
フルーク映像(株) |
2008年 |
・気付きの多い大変良いビデオであった。 ・仲間の絆を感じた。 ・少しわかりづらかった。 |
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F-54 |
人権感覚を磨きませんか大湾昇 |
DVD |
30分 |
沖縄出身の父と被差別部落出身の母のもとで生まれ育った大湾さん、14歳のとき初めて母から被差別部落出身であることを知らされる。その時、大湾さんは「黙っとたらバレへんよ」と言い、隠して生きる決心をする。しかし、18歳のときある事件をきっかけに、被差別部落出身者であることを隠さず、人権学習会指導員や地元中学校女子バスケット部の顧問として活動するように変わった。大湾さんの講演会は心理テストや自筆のマンガの腕前を駆使し、分かりやすく、ある一面では楽しい講演会活動を繰り広げている。その大湾さんの目標は「仲間を大切にする子どもを育てるということと、最終的には『人権を尊重する社会、みんなが幸せになれる社会、人間が人間らしく生きられる社会』を作ることにある。 |
風楽創作事務所・フルーク映像(株) |
2010年 |
・内容としては基本的な感じがしたが、本人の経験をもとに漫画を使いながら熱心に話をされているので、理解しやすかった。 |
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F-52 |
同和問題と人権【アニメ】 (字幕あり) あなたはどう考えますか |
DVD |
28分 |
同和地区出身の父親を持つ男性が、両親、妻子、妻の妹、会社の部下と一緒に同和問題に関する差別の歴史や行政の取り組み、そして現状について考えていくというもので、同和問題に係る基礎的知識を提示するとともになぜ差別はいつまでもなくならないのかを投げかける。 |
(公財)法務省人権擁護局、財団法人人権教育啓発推進センター/(株)電通テック |
2008年 |
・同和問題の歴史など簡潔に整理されており、わかりやすい。 ・全般的に同和問題について理解することができた。 |
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F-38 |
今でも部落差別はあるのですか?(字幕入り) |
VHS |
38分 |
絵本作家の卵である女性が、同和問題をテーマにした絵本作りを依頼され、気が進まないながらも同和問題について勉強し、多くの人と出会い、話を聞くうちに、次第に偏見(差別意識)が知らず知らずに再生産される社会の仕組みと自分の課題に気づいていくドラマ部分と、市民意識調査データを用いた解説部分で構成されている。 |
人権啓発ビデオ制作委員会((社)部落解放・人権研究所/大阪府/大阪市/堺市)/(株)元気な事務所 |
2005年 |
・身近に感じられ、議論するのに適当だった。 ・部落差別の問題が理解できる。
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F-36 |
そっとしておけば…(字幕入り) |
VHS |
36分 |
ある市民劇団での出来事、「隠す」という意識をテーマに自らの体験を振り返りながら「隠して生きる」ことの精神的負担や苦痛について語り合うというドラマ部分と、CGや資料映像での分かりやすい解説部分により、「そっとしておけば自然と差別がなくなる」という考え方には重大な落とし穴があるということについて、様々な切り口により語りかける。 |
人権啓発ビデオ制作委員会((社)部落解放・人権研究所/大阪府/大阪市/堺市)/(株)元気な事務所 |
2004年 |
・内容が分かりやすく、議論しやすかった。 |
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F-29 |
川の約束 |
VHS |
29分 |
川とともに育ち、川とともに生きてきた川漁師の姿を通して、地域を支える文化や生きざまを描きながら、部落差別の問題を考える。 |
広島県/広島ホームテレビ |
1999年 |
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F-28 F-27 F-26 |
誇り 竹細工に生きる |
DVD |
29分 |
竹細工を通じ、部落差別を乗り越え誇りをもって生きる人の姿を追う。 |
広島県/広島ホームテレビ |
1998年 |
・部落差別についてよく表現されていた。 |
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