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「安い!」と思って飛びつくと危険かも?~衣服・履物の『詐欺・模倣サイト』に注意してください~

印刷用ページを表示する掲載日2018年11月5日

 インターネットで衣服や履物を注文したものの,「いつまでたっても商品が届かない」「偽物が届いた」等の相談が県内で寄せられています。

 国民生活センターの発表によると,近年は,日本の消費者が冬物の衣服・履物を購入する冬季に合わせて,詐欺・模倣サイトが登場してくるケースが増えており,これらに関するトラブルが11月~1月に集中して発生する傾向があります。

 

相談事例

相談事例1

インターネット通販サイトで,通常26,000円ほどのスポーツ服が,8,000円ほどに値引きされていた。サイト上の日本語表記にはおかしい部分もあったが,これほど値引きされているのはお得だと思い購入した。しかし,代金を振り込んだ後になっても連絡がなく,商品が届かない。事業者の住所や連絡先は不明で,サイトを見ることもできない。

相談事例2

インターネット通販サイトで,コートやブーツを購入した。サイトに掲載されていた写真では,可愛くて質も良さそうだったが,実際に届いた商品を見てみると,写真とは全く異なる粗悪品だった。返品しようと思い,事業者にメールしたが返信がなく,電話で問い合わせると,外国語のメッセージが流れてきて何を言っているのか分からない。

 

アドバイス

 こうしたトラブルは,相手方が海外の悪質事業者である場合も多く,被害回復が困難なことも多いため,トラブルを未然に防止することが重要です。

 詐欺・模倣サイトかどうかを完全に見分けることは困難ですが,以下のチェックポイントを確認するようにしましょう。また,当該サイトに関するトラブル情報がインターネット上にあるかも参考にしましょう。

サイト上の表記

 日本語の字体や表現に不自然なところや,サイトのURLの表記におかしいところ(ブランドの正式な英語表記とは少し異なる部分がある等)はないかを確認しましょう。

事業者情報・支払方法・価格等

 事業者の住所の記載がない,記載はあっても場所がおかしい,事業者への連絡方法が「問い合わせフォーム」や「フリーメール」だけになっている,支払方法が銀行振込のみになっている等,あやしい箇所はないか確認しましょう。

 価格が大幅に値下げされている場合も,粗悪品であるおそれがあるため,安易に購入しないようにしましょう。

なにかトラブルに遭った場合は,最寄りの消費生活相談窓口に相談してください

 おかしいなと感じたり,なにかトラブルに遭った際には,お近くの消費生活相談窓口(188番)に相談してください。

 

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