公益財団法人JKAの補助により示差走査熱分析装置を導入しました
このたび、西部工業技術センターでは、公益財団法人JKA【競輪】の補助により示差走査熱分析装置を導入しました。
公益財団法人JKA補助事業
補助事業名 2024年度公設工業試験研究所等における機械設備拡充
概要
示差走査熱分析(DSC)とは、試料を一定の温度プログラムに従って加熱または冷却した時に、試料内に発生する熱エネルギーの変化を測定する方法です。本装置により試料のガラス転移、融解、結晶化、結晶転移などの反応温度や反応エネルギー量などを分析することができます。
導入した設備
Thermo plus EVO3 DSCvesta2
主な仕様
・測定方式 熱流束型
・冷却ユニット 電気冷却
・測定温度範囲 -95 ℃ ~ 725 ℃
・測定雰囲気 窒素ガス
・昇温速度 0.1 ℃/hr ~ 50 ℃/min
・降温速度 1 ℃/hr ~ 20 ℃/min
・DSC感度 /ノイズレベル(RMS) 0.1μW/0.05μW
・オプション ダイナミックDSC(温度変調DSC)、比熱容量解析ソフトウェア
設置場所 広島県立総合技術研究所 西部工業技術センター
設備紹介:ポスター (PDFファイル)
内容についての問い合わせ先
西部工業技術センター 材料技術研究部
電話番号: 0823-74-1152 Fax: 0823-74-1131
E-mail: wkcgijutsu@pref.hiroshima.lg.jp (送信の際は@を@に変えてください。)
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