ユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインとは
ユニバーサルデザインとは
ユニバーサルデザインの考え方は、アメリカの建築家でノースカロライナ州立大学ユニバーサルデザインセンターの所長を務めたロナルド・メイス氏(Ronald L.Mace)により提唱されました。
ユニバーサルデザインの7つの原則
ユニバーサルデザインは、次の7つの原則から構成されています。
1 だれもが公平に使えること
どのような利用者にとっても役に立ち、市場性がある。
2 幅広い使い方に対応していること
個人の幅広い好みや能力に適応している。
3 単純で直感的に使えること
不必要な複雑さがなく、使い方が分かりやすい。
4 必要な情報が分かりやすく伝わること
必要な情報が効果的に伝わる。
5 危険や誤作動につながらないこと
危険や予期しない行動がもたらす不利益を最小限にとどめる。
6 からだへの負担が少ないこと
効率的で快適、そして疲れない。
7 利用に十分な大きさや広さを持っていること
近づいたり、操作したりするための適切な大きさや広さを備えている。
広島県のユニバーサルデザイン推進の取組
基本目標
推進の視点
1 だれもが暮らしやすいまちづくり
だれもが自由にまち歩きを楽しむことができるよう、ユニバーサルデザインを取り入れた都市環境や交通環境などの整備を促進し、すべての人が暮らしやすいまちづくりを目指します。
2 だれもが使いやすいものづくり
だれもが安全かつ容易に使えるように、活字や操作ボタンの大きさに配慮した製品など利用者の視点に立った、使いやすいユニバーサルデザイン製品の普及を目指します。
3 だれもが満足できるサービス・だれもが分かりやすい情報の提供
だれもが必要なサービスや情報を円滑に入手・利用できるよう、分かりやすい表現や表示に努めると同時に、利用者の特性や違いに応じた手段によるサービスや情報の提供を目指します。
関連する指針・施策・ガイドライン等
広島県が策定した、ユニバーサルデザインに関連する指針・ガイドライン等を紹介します。
- ユニバーサルデザインひろしま推進指針
広島県では、真に豊かな福祉社会の実現を目指して「広島県福祉のまちづくり条例」を制定し、すべての県民がお互いの立場を尊重しあい、生きがいを感じながら生活することができる住みよい福祉のまちづくりに取り組んでいます。
不特定多数の人が利用する建築物、道路、公園及び駐車場といった施設の事業者及び設計者をはじめ、県民の皆様に「広島県福祉のまちづくり条例」をより深く理解していただくため、条例における「整備基準」(基本的な整備基準)及び円滑に利用できる「誘導基準」(望ましい基準)を解説した「福祉のまちづくり整備マニュアル」を策定しています。
広島県の保有又は管理する公共施設等全体の最適化や長寿命化などを図り、全庁的な共通認識の下で取組を更に進めることを目的として、平成26年12月に策定した「広島県公共施設等マネジメント方策」を改定(令和3年11月)しました。
広島県では、本県の取り組むべき障害者施策の基本的な方向を定める「第5次広島県障害者プラン」を、令和6(2024)年3月に策定しました。この計画に基づき、『すべての県民が障害の有無にかかわらず、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現』を目指します。
広島県内のユニバーサルデザインへの取組
ユニバーサルデザインに関連するリンク集
- 内閣府(バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進)<外部リンク>
- 国土交通省(バリアフリー・ユニバーサルデザインに関する施策)<外部リンク>
- 交通エコロジー・モビリティ財団(バリアフリー推進事業)<外部リンク>
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