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【平成30年9月】安芸太田町立上殿小学校に「砂防出前講座」を行いました

印刷用ページを表示する掲載日2020年2月10日

概要

 身近にある危険な箇所を再認識し,自分の命は自分で守る力を身につけていただくとともに,砂防関係施設の役割りを知ってもらうため,体験型の授業「砂防出前講座」を実施しました。
 上殿小学校は,昭和63年7月に発生した大規模な土砂災害により,大きな被害のあった旧戸河内町に位置しており,今年はこの災害から30年の節目となることから,被災体験者2名(現安芸太田町地域づくり課長他1名)をお招きし,当時の被災体験を語ってもらうことにより,過去に身近で起きた被災の事実を学んでもらうことができました。

講座の実施内容

・日 時 平成30年9月11日(火曜日)14時~15時35分
・参加者 安芸太田町立上殿小学校3年生~6年生19名,教員5名
・説明者 広島県西部建設事務所安芸太田支所,砂防課
・内 容 土砂災害について概要説明(講義)を行い,被災者による体験談及び土石流模型・がけ崩れ模型の実験後,ハザードマップを活用し,避難場所ヘ向かう安全なルートの確認を行ってもらいました。

受講風景

被災者による体験談の様子

被災者による体験談

模型実験の様子

模型実験

ハザードマップを活用し避難ルートを確認している様子

ハザードマップを用いた避難ルートの確認

児童の皆さんと先生の感想

【児童さんの感想】

  • どうがを見てこわかった。死んだらどうしようかと思った。もけいがおもしろかった。(3年生)
  • 家に帰ってきけんなところを調べたり,もしもの時のために,心のじゅんびをしておきます。(4年生)
  • 30年前にあれほど災害がすごくて,これからも起きるかもしれないので,準備や早めに動いたらいいと思いました。(5年生)
  • 非常時に役に立つものをちゃんと準備しておきたいと思います。どうやって大人に伝えれば伝わるか知りたいです。(6年生)
  • 家に帰って家の人と一緒にひなんの場所を確認したり,非常用のものを準備したりしたいと思いました。(6年生)

 

 

【先生の感想】

  • 写真や映像があったので,身近に感じ,危機感も持つことができていた。
  • 実際に現地を歩いて回りたいと子供たちが話していました。
  • ハザードマップを用意していただき,これからの学習に活用できます。
  • 対象学年を3年生~6年生にしたため,3年生にはむずかしい言葉がありましたが,模型を使ったり,パワーポイントで視覚的に学ぶことができ,3年生にも理解できました。
  • 聞くばかりではなく,活動やクイズなどがあって良かった。避難時の防災グッズ,はき物など知りたいと思います。

受講後のアンケート結果(まとめ)

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