統計調査について
統計調査の意義
統計調査は,国や地方公共団体の社会経済の実態を捉えるために行っているものです。
統計調査は,人口・世帯はもとより,企業活動,就業状況,家計,物価など多岐にわたっており,社会経済の現状を反映した調査結果は幅広い分野で活用されています。
例えば,国の各府省が作成する白書における現状認識や将来予測などの基礎となるデータの多くは統計調査から得られる結果です。このほか,「少子高齢化の進行」,「雇用形態の多様化」,「地域間の格差」,「消費行動の変化」などは,統計調査の結果によって明らかにされるものです。
また,地方公共団体においても,地域の現状把握や施策立案の基礎資料として活用しています。
さらに,統計調査の結果は,「社会の情報基盤」として,国や地方公共団体だけでなく,民間における経済活動の基礎資 料や大学などの学術機関における研究資料としても幅広く活用されています。
情報の保護と報告の義務
統計調査については,統計法(平成19年法律第53号)によって,調査票情報などの適正な管理や守秘義務など厳格な情報保護の措置が講じられています。(第39条~第43条)
また,国の重要な統計調査である基幹統計調査については,統計法により,「報告を求められた者は,これを阻み,または虚偽の報告をしてはならない」(第13条)と規定され,報告義務が課せられています。
かたり調査にご注意ください!
統計調査員は身分証明書を携帯して調査に伺いますので,ご確認ください!