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家計調査に御協力をお願いします

印刷用ページを表示する掲載日2022年11月11日

家計調査に御協力をお願いします

 調査の対象となった地域の世帯には,調査員が世帯の名簿作成や家計簿の記入の依頼にお伺いします。
 調査員が依頼のため伺いました際には,調査の趣旨を御理解いただき,御協力くださいますようお願いします。

家計調査とは何ですか?

 統計法に基づいて行われている重要な統計調査(基幹統計調査)です。
 皆さんに家計簿を付けていただき,国民生活の実態を家計収支の面から明らかにするための調査です。
 (*基幹統計調査とは,総務大臣が指定した全国的な政策を企画立案し,またはこれを実施する上において特に重要な統計調査などをいい,家計調査はこの基幹統計調査に指定されています。)

調査結果はどう使われるのですか?

 景気,不景気や物価の上昇が家計にどう響くかを調べ,それによって政府が政策を立てたり,検討したりする資料にします。また,電気料金やガス料金を決める場合に,生活費への影響を考慮する資料にしたり様々な分野で活用されています。

 なお,各省で利用されている実例を挙げると次のとおりです。
○ 内閣府:景気動向の把握,国民経済計算の推計,景気動向指数や消費者行政の基礎資料など
○ 財務省:各種税率や所得控除など各種税制の検討のための基礎資料など
○ 厚生労働省:生活保護基準の算定,年金や医療費の算定など
○ 人事院:給与基準改定の基礎資料など

調査世帯はどのようにして選ばれたのですか?

 全国のすべての世帯について調査を行うには,膨大な費用と人手が必要になります。
 そこで,家計調査では,調査世帯が日本の縮図となるように,一部の調査世帯を一定の方法で選び,全体を推定する方法(標本調査)を利用しています。
 調査世帯は,三段階の抽出によって全国で約9,000世帯が選ばれます。

 第1段階 ‐ 地理的位置,人口規模,産業の特色などから168市町村を抽出します。
 第2段階 ‐ 市町村内を約100世帯程度の地域(単位区)に分割し,その中から,全国で約1,400単位区を選定します。
 第3段階 ‐ 選定された単位区に居住するすべての世帯名簿を作成します。その名簿から乱数表を用いて,調査世帯を選びます。

家計簿の内容は絶対に秘密にされますか?

 記入していただいた家計簿はそのまま県から独立行政法人統計センターに送られ,その内容は外に漏れることは絶対にありませんし,統計を作る目的以外に使われることは絶対にありません。
 このことは統計法により堅く守られており,その内容を他に漏らすと厳重に処罰されることになっています。

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