このページの本文へ
ページの先頭です。

市街化区域内の土砂災害特別警戒区域を市街化調整区域に編入(逆線引き)する取組について

印刷用ページを表示する掲載日2026年3月30日

本ページの構成

取組方針の概要

【取組の背景】

 本県では、平成30年7月豪雨をはじめとする度重なる豪雨災害により甚大な被害が発生し、多くの人命・財産が失われました。そのため、災害リスクの高い区域における都市的土地利用を抑制するとともに、災害リスクの低い区域へ居住を誘導するなど、災害に強い都市構造の形成が喫緊の課題となっています。

被災状況2 被災状況1

出典:平成30年7月豪雨災害(広島県土木建築局砂防課)

 こうした背景から、令和2年10月に策定した本県の総合計画である「安心・誇り・挑戦 ひろしまビジョン」において、持続可能なまちづくりに向けた施策として“災害に強い都市構造の形成”を掲げるとともに、令和3年3月に策定した都市計画区域マスタープランに掲げた将来像の実現に向けて、​市街化区域内の土砂災害特別警戒区域を市街化調整区域に編入(以下 「逆線引き」という。)する取組を推進することを位置付けました。
 逆線引きの取組は、市街化区域を有する県内の13市町(大竹市、廿日市市、広島市、府中町、海田町、熊野町、坂町、呉市、東広島市、三原市、尾道市、福山市、府中市)と連携しながら進めています。
(市街化区域:優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域、市街化調整区域:市街化を抑制すべき区域)

【目指す姿】

 災害リスクの高い区域に居住する人が概ねいない状態を50年後の目指す姿として、今後20年間で逆線引きを完了することを目標とし、逆線引きの取組を着実に進めていきます。

目指す姿

【取組の方向性】

○ 土砂災害特別警戒区域での新たな開発を防止するために、低未利用地の逆線引きを実施することが効果的であり、優先的に進めていくこととします。
 なお、土砂災害特別警戒区域内に宅地と低未利用地が混在している箇所のうち、低未利用地の部分的な逆線引き(下図参照)も進めていきます。

逆線引き部分実施箇所例

○ 一方で、現在すでに都市的土地利用が行われている区域(宅地)については、逆線引きを実施したとしても住み続けることは可能であるため、そこに居住等している限り、逆線引きにより土砂災害リスクは軽減しないことから、警戒避難体制の構築や移転支援制度の周知、充実化など、従来のソフト対策事業の継続・拡充実施してまいります。

【低未利用地での逆線引きの進め方】

○ 対象箇所のうち、低未利用地は多数存在することから、優先度を設定した上で、段階的に逆線引きしていくこととします。

○ 優先度の設定にあたっては、対象箇所の位置や土地利用状況を踏まえて、下表のとおり分類し、それぞれについて逆線引きによる効果を整理した上で、優先度を設定しました。

 

大分類
(位置)

小分類
(土地利用状況)

逆線引きによる効果 優先度
市街化区域縁辺部 開発見込みの高い低未利用地(田、畑、平面駐車場等)

・集約型都市構造の実現に向けて、市街化区域外縁部への都市の広がりを防ぐ観点から、効果的。

・開発見込みが高く、低未利用地への居住や店舗等の新築を抑制する観点から、効果的。

開発見込みの低い低未利用地(道路、公園等) ・集約型都市構造の実現に向けて、市街化区域外縁部への都市の広がりを防ぐ観点から、一定の効果はあるが、低未利用地への居住や店舗等の新築が見込まれにくいため、効果は低い。
市街化区域内部 開発見込みの高い低未利用地(田、畑、平面駐車場等) ・開発見込みが高く、低未利用地への居住や店舗等の新築を抑制する観点から、効果的。
開発見込みの低い低未利用地(道路、公園等) ・低未利用地への居住や店舗等の新築は見込まれにくいため、効果は低い。

※ 「田畑、平面駐車場等」と「道路、公園等」が混在する箇所は、優先度の低い「道路、公園等」の逆線引きもあわせて実施する。

※ 市街化区域縁辺部の低未利用地での部分的な逆線引きを行う場合に、飛び地の市街化調整区域となる箇所については、市街化区域内部の箇所とあわせて逆線引きを実施する。

逆線引きのイメージイラスト

【ロードマップ】

○ 概ね20年後の目指す姿(逆線引きが概ね完了している)の実現に向けたロードマップを次のとおり作成し、本取組を着実に推進していきます。

○ 令和6年度には、市街化区域の縁辺部で、対象区域内の全てが住宅、店舗、工場等の土地利用が行われていない低未利用地を対象に、1回目の逆線引きを行いました。

ロードマップ

【策定した取組方針等】

○目指す姿や取組を進めるにあたっての基本的な考え方等を整理した当初方針
市街化区域内の土砂災害特別警戒区域を市街化調整区域に編入する取組方針 (PDFファイル)(1.05MB)

○2回目以降の具体的な進め方やロードマップを整理した取組方針
市街化区域内の土砂災害特別警戒区域を市街化調整区域に編入する取組方針【令和7年度以降】 (PDFファイル)(1.04MB)

○目指す姿や取組方針とあわせて逆線引きの疑問を整理した資料
逆線引きの取組概要説明資料【令和7年11月作成】 (PDFファイル)(1.69MB)

現在の取組

【現在の取組状況について】

○ 今回実施予定箇所については、令和10年度末の2回目の逆線引き完了に向け、令和7年度から各市町において現地調査等を行っており、準備が整ったところから土地所有者等の関係者の皆様に対し説明を開始することとしています。

○  2回目(今回)の逆線引きは、市街化区域縁辺部で、土砂災害特別警戒区域内に宅地と低未利用地(田や畑、平面駐車場等)が混在している箇所のうち、低未利用地の部分的な逆線引きを実施することとしております。

○ 現時点での、地元説明会等の実施予定は下表のとおりです。【令和8年3月30日現在】
 (調整中の市町については、情報が入り次第、掲載します。)

○ 土地所有者等の皆様には、該当地区の市町担当者より別途お知らせしますので、取組へのご理解、ご協力をお願いします。

○ なお、説明方法は市町によって異なります。
 【説明会】:公民館等の会場にて開催する説明会、 【個別説明】:土地所有者等に個別で直接説明

 
市町名 説明方法 時 期 場 所 備 考
大竹市 説明会 令和8年9月頃
(予定)
調整中 準備が整い次第、大竹市HPで掲載するとともに、土地所有者等の方には大竹市都市計画課より説明会の案内文を送付します。
(問合先:大竹市都市計画課 0827-59-2167)
広島市 説明会 未定 調整中 準備が整い次第、広島市HPで掲載するとともに、土地所有者等の方には広島市都市計画課より説明会の案内文を送付します。
(問合先:広島市都市計画課 082-504-2268)
府中町 個別説明 令和8年7月~
(予定)
現地等 土地所有者等の方には府中町都市整備課より直接連絡し、説明します。
(問合先:府中町都市整備課 082-286-3181)
熊野町 個別説明 令和8年5月~
(予定)
現地等 土地所有者等の方には熊野町都市整備課より直接連絡し、説明します。
(問合先:熊野町都市整備課 082-820-5608)
坂町 個別説明 令和8年7月~
(予定)
調整中 土地所有者等の方には坂町都市計画課より直接連絡し、説明します。
(問合先:坂町都市計画課 082-820-1513)
呉市 説明会 未定 調整中 準備が整い次第、呉市HPで掲載するとともに、土地所有者等の方には呉市都市計画課より説明会の案内文を送付します。
(問合先:呉市都市計画課 0823-25-3367)
三原市 個別説明 令和8年5月~
(予定)
三原市役所等 土地所有者等の方には三原市都市開発課より郵送により連絡します。
(問合先:三原市都市開発課 0848-67-6113)
福山市 個別説明 令和8年4月~ 現地等 土地所有者等の方には福山市都市計画課より直接連絡し、説明します。
(問合先:福山市都市計画課 084-928-1092)
府中市 説明会 令和8年7月頃
(予定)
調整中 準備が整い次第、府中市HPで掲載するとともに、土地所有者等の方には府中市都市デザイン課より説明会の案内文を送付します。
(問合先:府中市都市デザイン課 0847-44-9170)

上記以外の廿日市市、海田町、尾道市、東広島市については、説明方法、時期等が決まり次第、掲載します。

 

逆線引き対象予定箇所

逆線引き対象予定箇所

 将来的な対象箇所も含め、地図上に可視化した図面を作成しましたので、図郭により確認したい地域の図面番号をご確認の上、閲覧してください。

・今回実施予定箇所は、宅地と低未利用地(田や畑、平面駐車場等)が混在している箇所のうち低未利用地部分となりますが、図面中の今回実施予定箇所は、宅地部分も含めて表示しております。
・予定箇所の詳細については、関係する市町へご確認ください。

 
市町名 図郭 図面番号
 大竹市 図郭 1 2 3              
廿日市市 図郭 1 2 3 4 5 6 7      
広島市中区 図郭 1 2                
広島市東区 図郭 1 2 3 4 5          
広島市南区 図郭 1 2 3 4            
広島市西区 図郭 1 2 3 4 5          
広島市安佐南区 図郭 1 2 3 4 5 6 7 8 9  
広島市安佐北区 図郭 1 2 3 4 5 6 7 8 9  
広島市安芸区 図郭 1 2 3 4 5 6        
広島市佐伯区 図郭 1 2 3 4 5 6 7      
府中町 図郭 1 2                
海田町 1                  
熊野町 図郭 1 2 3              
坂町 図郭 1 2                
呉市 図郭 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14            
三原市 図郭 1 2 3 4 5 6        
尾道市 図郭 1 2 3 4 5 6        
福山市 図郭 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26        
府中市 図郭 1 2 3 4            
東広島市  図郭 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15          

 

これまでの取組

【先行取組(R3~R6年度)について】

取組の進め方

○ 市街化区域内の土砂災害特別警戒区域を対象に、​段階的に逆線引きを進めます

○ 段階的に進めるにあたっては、都市的土地利用の広がりを防ぎ、低未利用地への居住や店舗等の新築を抑制する観点から、​市街化区域の縁辺部で住宅、店舗、工場等の都市的土地利用が行われていない箇所(山林、田、畑などの土地)から先行的に逆線引きを実施することとしました。

○ 行政広報誌やホームページ等を活用して取組の周知を行うとともに、​説明会や公聴会、縦覧等の都市計画手続きを実施した上、取組を進めます。

取組の概要(ポスター) (PDFファイル)(1.2MB)

都市計画手続き

○ 先行的に実施する箇所については、令和3年度から令和4年度にかけて現地調査や地元調整を行い、令和4年度末に実施箇所を確定しました。

○ その後、令和5年度から次のとおり都市計画手続きを行い、令和6年度末に都市計画変更告示を行いました。

※ 東広島都市計画区域については、令和6年12月に実施した案縦覧において意見書の提出があり、案の変更を行ったことから、令和7年4月に再度案の縦覧を行い、令和7年9月に都市計画変更告示を行いました。 

≪先行実施箇所に係る都市計画手続き≫
実施時期 手続内容
令和5年8月~11月 国事前調整
令和5年12月~令和6年2月 県関係部局協議
令和6年4月~5月 都市計画原案の縦覧
令和6年6月 公聴会(東広島都市計画区域のみ)
令和6年5月~9月 国事前協議
令和6年12月 都市計画案の縦覧
令和7年2月 広島県都市計画審議会
令和7年2月~3月 国本協議
令和7年3月31日 都市計画変更告示(広島圏都市計画区域、備後圏都市計画区域)
令和7年4月 都市計画案の縦覧(東広島都市計画区域)
令和7年8月 広島県都市計画審議会
令和7年8月~9月 国本協議
令和7年9月29日 都市計画変更告示(東広島都市計画区域)

 

このページに関連する情報

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

おすすめコンテンツ