このページの本文へ
ページの先頭です。

大切な人を悲しませない。だから避難を。

印刷用ページを表示する掲載日2022年6月17日
大切な人を悲しませない

「避難を呼びかければ良かった」

「連れ出せば良かった」

そんな思いを、残された人は背負ってしまいます。
大切な人を悲しませない。だから避難を。

いざ避難するときは いざというときに備える

いざ避難するときは

避難を呼びかける

連れ出す

土砂災害など災害発生時には、いち早く安全な場所へ避難することがなによりも大切ですが、避難に要する時間はご家庭ごとに違います。
小さなお子さんやご高齢の方がいらっしゃるご家庭では、「急ぐこと」が難しいので避難そのものに時間がかかります。
「まだ大丈夫」ではなく、充分な余裕を持って行動していただくよう重ねてお願いします。

また、避難を迷っている人への後押しとしてご家族からの呼びかけが非常に効果的です。皆様の大切な方が、災害リスクのある場所にお住まいであれば、是非「危ないから避難してね」と避難の声かけをお願いします。

「危ないから避難しよう」あなたのこのひと言で救える命があります。

あなたの避難がみんなを救う

あなたから避難

災害時、避難した人のほとんどが、"まわりの人が避難したから"を理由に避難を決めています。

だからこそ、まずあなたから避難をはじめてください

そして、避難する際には、地域で声を掛けあって"早めに避難"ができるよう、日頃から周囲の方々と話すなどの準備をお願い致します。
なお市町が指定する避難所にこだわらず、安全な場所にある親戚や知人宅など、"複数の避難先”を確保しておきましょう。

避難するタイミング

警戒レベル

ではいつどのタイミングで避難すればいいのでしょうか?
そこで指標となるのが「警戒レベル」です。

お住まいの市町から、警戒レベル4「避難指示」が出されたら、「危険な場所から全員避難」と覚えておきましょう。

 また、避難に時間がかかる高齢の方などは、警戒レベル3「高齢者等避難」が出されたら、危険な場所から安全な場所へ避難しましょう。

 警戒レベル5「緊急安全確保」は、既に災害が発生しているなど、命が危険な状況ですので、直ちに安全な場所で命を守る行動をとってください。警戒レベル5になってからでは、安全な避難が難しい状況です。このような状況にならないよう、警戒レベル4までに避難することがとても重要です。

令和3年の8月豪雨において、土砂災害警戒区域等で警戒レベル4以上が発令された方の避難率はたったの5.7%。ほとんどの方が避難をしていませんでした。

避難しなかった理由としては、約6割の方が「避難しないといけないほど危険だとは思わなかった」と回答しています。 また、約4割の方が、「お住まいの地域に警戒レベル4が発令されていること」を知らなかったという結果も出ています。

大雨などで災害の危険性が高まっているときは、最新の警戒レベルを常に確認することが大切です。

いざというときに備える

防災タイムライン

災害から命を守るために何よりも大切なことは、ご自宅の災害リスクを確認した上で、避難のタイミングや避難先などをあらかじめ決めておくことです。

「Yahoo!防災速報」アプリに実装されている「防災タイムライン」という機能を使えば、災害時に備えて避難情報などを一元的に確認することができます。

防災タイムラインでは、住所を入力するだけで自宅周辺の災害による想定危険度を確認できます。また、避難に向けた防災行動開始のタイミングや避難先などもナビゲーションに従って簡単に設定できます。  さらに、災害の危険度が高まった時には防災行動開始のタイミングをプッシュ通知でお知らせします。

おすすめコンテンツ