○令和4年度の公務災害の発生件数は、前年度と比較して56件増加した。職種別では、警察職員(35件増)、そのたの職員(29件増)の増加が多かった。
○公務災害の発生件数の推移を見ると、令和2年度までは認定件数の増減を繰り返していた。
令和3年度から令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大と収束が繰り返される中、大会行事等の再開や出張の増加などにより、災害発生が増加した。
認定件数 平成25年度 413件→令和4年度 523件 (110件増)
災害発生率 平成25年度 7.88件/千人→令和4年度 10.88件/千人 (3.0件/千人増)
○令和4年度の通勤災害の発生件数は、前年度と比較して17件増加した。
○通勤災害の発生件数、職員千人当たりの災害発生率の推移を見ると、令和4年度は1.39件/千人と、この10年間で最も高くなった。
認定件数 平成25年度 40件→令和4年度 67件(27件増)
災害発生率 平成25年度 0.76件/千人→令和4年度 1.39件/千人 (0.63件/千人増)
○広島県支部の負担金に対する災害補償費や福祉事業費の給付金額の比率(給付率)は、近年は横ばい傾向となっている。