○令和5年度の公務災害の発生件数は、前年度と比較して41件減少した。職種別では、警察職員が18件増加したが、そのたの職員が59件減少した。
○公務災害の発生件数の推移を見ると、令和2年度までは認定件数の増減を繰り返していた。
令和3年度から令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大と収束が繰り返される中、大会行事等の再開や出張の増加などにより、災害発生が増加した。
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症による認定件数の減少(令和4年度49件→令和5年度17件)が当支部全体の認定件数の減少に大きく寄与した。
認定件数 平成26年度 454件→令和5年度 482件 (28件増)
災害発生率 平成26年度 8.65件/千人→令和5年度 9.99件/千人 (1.34件/千人増)
○令和5年度の通勤災害の発生件数は、前年度と比較して18件減少した。
このうち、自転車による発生件数が前年度から11件減少(25件→14件)した。
認定件数 平成26年度 46件→令和5年度 49件(3件増)
災害発生率 平成26年度 0.88件/千人→令和5年度 1.02件/千人 (0.14件/千人増)
○広島県支部の負担金に対する災害補償費や福祉事業費の給付金額の比率(給付率)は、令和5年度においては1を切ることとなった。