ハインリッヒの法則によれば、重傷以上の災害が1件発生したとすると、その背後には軽傷災害が29件あり、さらにその背後には災害統計に表れないヒヤリ・ハット(けがのない事故)が300件あると言われています。
災害発生防止には、このヒヤリ・ハット段階で対策を講じることが重要であり、ヒヤリ・ハットを実際に体験した職員から報告を求め、必要な対策を検討・実施して、その結果を職員に周知する活動(ヒヤリハット報告活動)が実施されています。
地方公務員災害補償基金では、職種ごとにヒヤリハット事例集及びヒヤリハット報告活動の実態調査を作成しています。
公務災害防止の参考としてください。
◆ヒヤリハット事例集
一般事務職・清掃事業職員編 (PDFファイル)(14.18MB)
水道事業・下水道事業編 (PDFファイル)(3.92MB)
学校給食事業編 (PDFファイル)(3.95MB)
保育事業編 (PDFファイル)(5.93MB)
◆ ヒヤリハット報告活動に係る実態調査結果報告書
水道事業・下水道事業編 (PDFファイル)(2.22MB)
学校給食事業編 (PDFファイル)(7.1MB)
保育事業編 (PDFファイル)(4.74MB)
◆ ヒヤリハット報告書
様式例 (PDFファイル)(312KB)
公務災害が実際に発生した後においても、その発生原因を究明し、必要な対策を講じることは重要です。
広島県支部では、任命権者における公務災害の再発防止と未然防止意識の醸成を促すため、次のような「ヒヤリハット」に関係する公務災害が発生した場合、公務災害防止対策実施報告書の提出を求めています。
●ヒヤリハット事例
1 掲示物の掲示中や棚の上にあるものを取ろうとした際の災害
2 公用車のドアなどの開閉時の災害
3 行事の準備・後片付け中のテントや机等による災害
4 職場の施設内移動中の災害
5 剪定・除草作業中に災害
6 ポリッシャー・ワックスがけの災害
7 病因での血液汚染事故(針刺し事故)
8 調理業務中の災害
9 その他防ぎ得るような事例
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