○広島県支部のその他職員(医療)の公務災害は,令和元年度は99件発生しており,広島県支部全体の公務災害の発生件数の22%を占めています。
○令和元年度のその他職員(医療)の公務災害の発生事由のうち,針刺し・切創事故が全体の73.7%(73件)を占めています。
○針刺し・切創事故の発生場面としては,手術中(施術・介助・器械出し時)で多く発生している。また,インスリン注射器に関係するもの(注射時,病室整頓時)が多数を占めています。
地方公務員災害補償基金が平成22年2月に作成したこれらの冊子について,PDFファイルを掲載していますので参考にしてください。
「病院等における災害防止マニュアル(針刺し切創防止版)」から,針刺し防止のためのポイント15を抜粋しチラシを作成しました。研修等で活用してください。
1 | すべての血液・体液は感染源になる |
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2 | 針を持ったまま,他の動作を行わない(同時操作回避の原則) |
3 | 使用後の針は手渡ししない |
4 | あわてないで冷静に取り組む(ひと呼吸の原則) |
5 | 作業に適した明るさを確保する |
6 | ゆとりある作業スペースを確保する |
7 | 採血や点滴業務が集中することを避ける |
8 | 患者と共同作業者の協力を得る |
9 | 安全器材を使用する |
10 | 安全装置を正しく作動させる |
11 | リキャップをしない |
12 | 使用後の注射器は使用者がすぐにその場で廃棄する(使用者廃棄の原則) |
13 | 耐貫通性のある専用廃棄容器を携行する |
14 | 専用廃棄容器は満杯になる前に交換する |
15 | 針刺し切創,血液・体液曝露事例は必ず報告する |
「病院等における災害防止対策研修ハンドブック(針刺し切創防止版)」 (PDFファイル)(7.55MB)
「病院等における災害防止マニュアル(針刺し切創防止版)」 (PDFファイル)(2.1MB)
「針刺し防止のためのポイント15」 (PDFファイル)(2.63MB)
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