地球温暖化とは、地球規模で気温や海水温が上昇し氷河や氷床が縮小する現象であり、異常高温(熱波)や大雨などの様々な気候の変化をともなっています。将来、地球の気温はさらに上昇すると予想されており、水、生態系、食糧、沿岸域、健康などでより深刻な影響が生じると考えられています。
この地球温暖化の原因は人間活動による二酸化炭素などの温室効果ガスの増加である可能性が極めて高いと考えられています。
(出典:地球温暖化に関する知識、気象庁)
2020年度(令和2年度)の広島県の二酸化炭素排出量は4,361万トンであり(全国1,044百万トン)、ピークである2007年度(平成19年度)と比べて26.3%減少しています。部門別の状況を見ると、産業部門からの排出量は3,191万トンで県全体の73.2%を占め、国全体の割合(46.0%)と比較しても割合が高いのが特徴です。
(令和6年度版広島県環境白書からひろしま気候変動適応センター作成)
広島県内の二酸化炭素排出量の経年変化