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ブドウ「安芸クイーン」の着色向上技術

印刷用ページを表示する掲載日2022年2月4日

 広島県の瀬戸内沿岸地域では成熟期の気温が高いため,ブドウの着色が不良となりやすく,特に赤色品種の「安芸クイーン」でその傾向は顕著です。着色不良は味が良好でも価格が大きく低下してしまいます。

 広島県立総合技術研究所農業技術センターでは,温暖地ブドウの着色を向上させる技術として,環状剥皮と着果量の軽減を組み合わせた処理について検討しています。下の図のように,環状剥皮と着果量(73%)の組み合わせでブドウの着色向上効果(赤色)が大きくなることが確認されています。

はく皮部の様子着果量の軽減

「安芸クイーン」の環状剥皮(左図)と着果量の軽減(右図)

(出典:広島県立総合技術研究所農業技術センター)
(出典:気候変動適応情報プラットフォーム)
(https://adaptation-platform.nies.go.jp/db/measures/report_012.html)


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