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広島県・株式会社フレスタ・カゴメ株式会社の3者で「野菜をとろう!」共同宣言を行いました。

印刷用ページを表示する掲載日2021年9月22日

 令和3年9月16日木曜日に,広島県庁において,広島県と,本県と連携協定を締結している株式会社フレスタ・カゴメ株式会社の3者により,県民に野菜の摂取を呼びかける共同宣言を行いました。
 広島県,株式会社フレスタ,カゴメ株式会社から野菜摂取増加に向けた取組を発表した後,「食卓に野菜料理をもう一皿!!」の共同宣言で締めくくりました。 

  • 【広島県湯崎知事】
     野菜たっぷりメニュー提供店(県内109店舗)の認証や,スーパーの広告に野菜摂取を呼びかけるメッセージを掲載した。
     野菜摂取量は個人差が大きい。日ごろ食べていない人への判りやすい情報発信が重要。
  • 【フレスタ宗兼会長】
     社をあげて健康経営に取り組んでいる。お客様の健康を食を通じて支えることで,地域の活性化を図っている。
     スマートフォンのアプリを使い,購入履歴から不足している栄養素などが分かる。こういった社会実験にも参加している。
  • 【カゴメ宮地執行役員】
     野菜摂取量の過去10年の平均は290グラムで,目標量にあと60グラム不足している。
     野菜不足を「自覚」すること,野菜の重要性を「理解」すること,おいしく楽しく野菜を摂るという「行動」を習慣化することが必要。

 会場では,推定野菜摂取量を測定できる「べジチェック」の体験も行われ,湯崎知事も参加しました。

 

当日の様子

オンライン開催の様子
【野菜をとろう!共同宣言 オンライン開催の様子】

ベジチェック中
【べジチェック体験中】

  • 【担当者】
    皮膚の中の「カロテノイド」という野菜由来の色素を測定することにより,ふだんの野菜摂取量を推定するものです。 
    湯崎知事の結果は5.8でした。推定野菜摂取量としては約300グラムです。あと50グラムくらいとっていただくと良いでしょう。
  • 【湯崎知事】
    少し低いですね。あと50グラムくらいなら,何とか頑張って摂れそうですね。
    広島県はおいしい野菜がたくさんあるし,350gに向けて頑張っていきたいですね。

ベジチェック機器
【ベジチェック機器】

「野菜,食べよう!」共同宣言
【野菜料理をもう一皿!】の共同宣言
左より湯崎英彦広島県知事,株式会社フレスタ会長宗兼邦生様,カゴメ株式会社執行役員宮地雅典様

 

1 広島県民の野菜摂取量は?

 平成28年の国民健康・栄養調査結果では,県民1日一人当たりの摂取量は273gで,あと小皿一つ分(約70g)不足しています。
 平成29年,30年調査では,増加傾向にありましたが,令和元年の国民健康・栄養調査結果では,252g(参考値)と少なくなっています。
 野菜を摂っている人と,摂っていない人との差が大きいことも特徴です。

 1日の野菜摂取量

2 野菜ジュースで野菜不足は解消されますか?

 忙しく,料理を作る時間がなかなか取れない。外食が多く,日ごろから野菜不足を感じている。といった方には,野菜ジュースも手軽に野菜を摂れる方法の1つです。ただし,加工時のビタミン類の損失や,咀嚼を必要としないため口腔機能への影響などもあります。
 野菜はまず食事から摂っていただき,野菜ジュースは補助的に利用するのが良いでしょう。

3 野菜摂取量を増やす工夫はありますか?

 加熱することにより「かさ」が減り,食べやすくなります。レンジ1回で簡単に調理できる合わせ調味料なども増えています。
 また,きゅうり1本は約100g,青菜1わは約200g のように,大まかな目安量を覚えておくと,意識して野菜を摂ることができます。 

<野菜の目安量>
「トマト」のイラスト

トマト

中1個
100g~150g

「ほうれん草」のイラスト

ほうれん草

1わ
200g

「きゅうり」のイラスト

きゅうり

1本
80g~100g

「にんじん」のイラスト

にんじん

中1本
約200g

「ミニトマト」のイラスト

ミニトマト

1個
約10g~15g

「玉ねぎ」のイラスト

玉ねぎ

中1個
約200g

「ピーマン」のイラスト

ピーマン

1個
30g~40g

「ブロッコリー」のイラスト

ブロッコリー

1株
約200g

4 食卓に野菜料理をもう一皿!

 1日350gの目標を達成するには,野菜を「意識して摂る」ことが大切です。
 まずは,【食卓に野菜をもう一皿】加えてみることからはじめてみませんか。

 

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