令和3年9月16日木曜日に,広島県庁において,広島県と,本県と連携協定を締結している株式会社フレスタ・カゴメ株式会社の3者により,県民に野菜の摂取を呼びかける共同宣言を行いました。
広島県,株式会社フレスタ,カゴメ株式会社から野菜摂取増加に向けた取組を発表した後,「食卓に野菜料理をもう一皿!!」の共同宣言で締めくくりました。
会場では,推定野菜摂取量を測定できる「べジチェック」の体験も行われ,湯崎知事も参加しました。
【野菜をとろう!共同宣言 オンライン開催の様子】
【べジチェック体験中】
【ベジチェック機器】
【野菜料理をもう一皿!】の共同宣言
左より湯崎英彦広島県知事,株式会社フレスタ会長宗兼邦生様,カゴメ株式会社執行役員宮地雅典様
平成28年の国民健康・栄養調査結果では,県民1日一人当たりの摂取量は273gで,あと小皿一つ分(約70g)不足しています。
平成29年,30年調査では,増加傾向にありましたが,令和元年の国民健康・栄養調査結果では,252g(参考値)と少なくなっています。
野菜を摂っている人と,摂っていない人との差が大きいことも特徴です。
忙しく,料理を作る時間がなかなか取れない。外食が多く,日ごろから野菜不足を感じている。といった方には,野菜ジュースも手軽に野菜を摂れる方法の1つです。ただし,加工時のビタミン類の損失や,咀嚼を必要としないため口腔機能への影響などもあります。
野菜はまず食事から摂っていただき,野菜ジュースは補助的に利用するのが良いでしょう。
加熱することにより「かさ」が減り,食べやすくなります。レンジ1回で簡単に調理できる合わせ調味料なども増えています。
また,きゅうり1本は約100g,青菜1わは約200g のように,大まかな目安量を覚えておくと,意識して野菜を摂ることができます。
トマト 中1個 |
ほうれん草 1わ |
||
きゅうり 1本 |
にんじん 中1本 |
||
ミニトマト 1個 |
玉ねぎ 中1個 |
||
ピーマン 1個 |
ブロッコリー 1株 |
1日350gの目標を達成するには,野菜を「意識して摂る」ことが大切です。
まずは,【食卓に野菜をもう一皿】加えてみることからはじめてみませんか。