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令和8年度広島県食育推進功労者表彰式

印刷用ページを表示する掲載日2026年10月16日
 令和8年10月9日(金曜日)に広島県庁において、広島県食育推進功労者の表彰式を行いました。
 この表彰は、食育の推進に関する活動の一層の促進を図るため、本県の食育の推進に多大な貢献があり、特に功労のあった方を表彰し、その功績を称えるものです。

表彰式の概要

  • 日時 令和8年10月9日(金曜日)午後2時半から
  • 場所 広島県庁北館第1応接室
  • 被表彰者 6名:食生活等分野(個人2)、学校等教育分野(個人1、団体1)、農林水産業分野(団体2)
  • 授与者 山根健嗣副知事
  • 立会人 瀬川和司氏(一般社団法人広島県歯科医師会業務執行理事、広島県食育推進会議委員)

受賞された方

 

集合

後列(左から):庄原市立庄原小学校様、羽原様、株式会社益水様

前列(左から):村上様、松浦様、山根副知事、広島県牛乳普及協会様、瀬川氏

1 食生活等分野

羽原 愛子​ 様

​ 食生活改善推進員として、減塩やバランスのとれた食事、フレイル予防に取り組み、子どもから高齢者まで幅広い世代の食生活改善を推進しています。また、「健康ふくやま21フェスティバル」や各地域の文化祭、福祉まつりなど、多様な市内イベントで食育啓発活動を展開し、試食や献立提供を通じて毎年多くの方々に食の大切さを伝えてこられました。
 さらに、地域の食材を活かしたレシピ紹介や地産地消の啓発活動、郷土料理の伝承にも力を入れており、レシピ集の作成や料理教室の開催などを通じて、次世代へ地域の食文化を継承する努力を続けておられます。地域行事にも積極的に参加し、食生活改善推進員の活動を広く知ってもらう啓発活動に寄与するとともに、推進員同士の親睦を深めるため、楽しく充実したボランティア活動が行える環境づくりにも貢献されています。

松浦 秀夫 様

 医師として、高血圧予防および生活習慣病対策において、減塩を中心とした食育活動を長年にわたりリードしてこられました。診療現場での個別指導にとどまらず、行政、医療機関、食品関連事業者、地域住民等を結びつけ、減塩を実践できる社会環境づくりに尽力されています。
 平成16年からは児童期からの生活習慣病予防に携わり、平成17年には高血圧専門外来を開設、20年以上にわたり管理栄養士と連携した減塩指導を継続し、ヘルシーグルメ事業の立ち上げや、全国初の「減塩サミット」の副代表など、多くの活動を通じて、県民や医療機関、行政等が一体となった減塩推進を展開されました。
 

2 学校等教育分野

村上 淳 様

 小学校において、管理栄養士養成施設の教員及び学生による児童の配膳・下膳の行動や給食に関するマナーなどの習得を支援、また、併せて食・栄養教育を行う「学校給食支援ボランティア」を実施しておられます。この活動は、給食時の配膳・下膳のサポートや給食に関わるマナー指導を通じて、児童の食育に重要な役割を果たしてこられました。担任教諭や栄養教諭と密に連携し、給食がスムーズかつ適切に行われる環境づくりに貢献するとともに、子どもたちの食に関する意識や習慣の向上に寄与されています。
 また、この活動は、次世代の管理栄養士及び栄養教諭を養成する側面も持ち合わせており、学生たちは在学中に実践的に教育活動を学び、児童と向き合う姿勢を養うことで、将来の食育活動を担う人材として成長しています。

​庄原市立庄原小学校 様

 「朝食づくりチャレンジ」として、各家庭で児童が自ら朝食を調理し、その内容や気づきをカードに記録・提出する取組を実施しておられます。この活動は、学校栄養士の専門的知見を活かし、児童が提出した栄養バランスや創意工夫に優れた作品を選定して校内に掲示するなど、学校・家庭・専門職が連携した食育推進に特色があります。
 特に優秀な取組には表彰を行い、児童のモチベーション向上を図っています。また、PTAの日には活動や作品を紹介し、家庭への啓発と学校への理解・協力を促進しています。
 これらの取組により、児童の「バランスの良い朝食をとる」健康意識が定着し、自ら進んで朝食づくりに取組む主体的な態度が育まれました。加えて、長期休業中の家庭での実践やPTAの日での成果発信を通じて、保護者の食育への関心と児童の家庭内役割への理解が深まるなど、家庭への波及効果も大きく期待されます。

3 農林水産業分野

広島県牛乳普及協会 様

 長年にわたり、牛乳・乳製品利用料理コンクール、児童牛乳ポスターコンクールを実施しておられ、牛乳・乳製品への関心を高めることで、健康に対する意識の向上に寄与するなど、食育の推進に大きく貢献されています。また、ひろしま給食推進プロジェクトの一環として、県内の学校で牛乳の製造過程や栄養価を伝える講座を実施し、子どもたちが牛乳・乳製品の重要性を直接学ぶ機会を提供しています。
 これらの活動により、地域の児童や住民の関心を一層深め、食育推進の基盤強化に大きく寄与されています。

株式会社益水 様

 会社設立当初より地元の個人農家から野菜を買い取り、給食の食材として活用してきました。事業拡大に伴い、農業法人などからの仕入れや地元産米の使用も進め、地産地消の推進と地域農業の活性化に大きく貢献しています。また、野菜を長期保存できる技術を活用し、規格外の野菜を積極的に利用することでフードロス削減にも寄与しています。
 さらに、農園の設立により、地域の雇用創出や放置農地対策にもつながっており、地元産農産物を使った給食や弁当は利用者から高い評価を得ています。特に配食事業は、高齢者の見守り機能も果たしており、地域福祉の向上にも寄与しています。

これまでの被表彰者

 広島県食育基本条例(平成18年10月16日、条例第56号)において、「県は食育の推進に功労のあった者の顕彰に努めるもの」としています。

  これまで平成19年度から令和7年度までの被表彰者数は、個人が40人、団体が29団体です。

 

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