写真は左より、森脇 弘子氏、鉄穴森 陽子氏、山根副知事、則信 喜久子氏、庄原市立永末小学校長 佐々木 理佳氏、瀬川 和司氏
2005年にNPO法人を立ち上げ、現在に至るまで代表として、健康寿命の延伸・食の循環や環境を意識した取組、食文化の継承など各世代に向けた食育の活動を行われています。
食物アレルギー児をサポートするWebサイトの開設と運営、災害発生時の支援窓口の開設など、全国のアレルギー児の家族から厚い信頼と高い評価を受けるとともに、これらの活動は新聞などにも度々取り上げられ、管理栄養士活動の社会的認識を深めることにも貢献されました。
食生活改善推進員として、健康福祉まつりの運営や地域の食生活改善活動に関わってこられました。クッキング教室、料理教室を実施し、地域のあらゆる年齢層を対象とした食育の推進に貢献されています。
地産地消への思いは深く、地域の食材を使用したスイーツコンテストでは3年連続で入賞を果たし、地域で開催されるウォーキング大会、サイクリング大会等の会場で、郷土料理や特産品を使った試食品を参加者に提供し、市の内外から参加する多くの人に喜ばれています。
平成19年に、福山市医師会内に学校医会を設置し、食物アレルギーをもつ児童への対応の標準化等に尽力されました。
主治医、保護者、保育現場に向けて、食物アレルギーに関する指示書の取扱いを示すと共に、食物アレルギーに関する正しい理解の共有に努められています。
児童・福祉施設のスタッフや老人保健施設の栄養士に対して、食物アレルギーに関する診断、治療、食物除去の正しい考え方を伝え、理解を得ることに尽力されました。
「夢ファーム永末」の指導を受けながら、6年生児童が食農教育に取り組んでいます。
野菜の栽培から収穫、献立作成とお弁当作りの一連を行い、この活動をまとめた食育カレンダーを作成、地域の方に配布しています。
食農教育の学びを、カレンダーを通じて表現することで、児童は地産地消への関心を深め、自らの食生活を考え、生活に生かすことができるようになっています。
該当者なし
広島県食育基本条例(平成18年10月16日、条例第56号)において、「県は食育の推進に功労のあった者の顕彰に努めるもの」としています。
これまで平成19年度から令和4年度までの被表彰者数は、個人が31人、団体が23団体となっています。