このページの本文へ
ページの先頭です。

株式会社 シンコー

印刷用ページを表示する掲載日2025年2月28日

陸・舶用ポンプ・タービン製造

 

 

事業所所在地

〒732-0802 広島県広島市南区大州5-7-21

電話番号

電話:(082)508-1000  ファクス:(082)508-1020

本社所在地

〒732-0802 広島県広島市南区大州5-7-21

ホームページ  URL

http://www.shinkohir.co.jp

 

 

製品・技術

舶用LNGカーゴポンプ 世界シェア95%

「広島から世界を動かす」

世界シェアナンバーワン!

製品の写真

 

 

製品・技術の特徴

舶用LNGカーゴポンは、-162℃の極低温の液体を荷揚げするため、サブマージドモーターポンプという特殊なポンプとなっています。製品の品質を保証するため、実液を用いて工場試運転を行っており、1973年に完成した試運転設備は国産一号機として認定され、その技術力は今なお業界標準として信頼され続けています。

開発のきっかけ

1965年以降 大気汚染などの公害問題がクローズアップされ、LNG(液化天然ガス)が環境負荷の低いクリーンなエネルギーとして脚光を浴び、火力発電用や都市ガス用として需要が見込まれるようになりました。
当時、日本ではLNGカーゴポンプの製造は行われていませんでしたが、当社はすでに原油荷揚げ用ポンプで世界トップのシェアを誇っており、その実績から、業界の強い要請をうけLNGカーゴポンプの開発を決断しました。
1969年に日本が初めてLNGを輸入して以来、日本は世界最大の燃料輸入国となりました。現在では、船舶で輸送されるLNGや原油のほぼ全てが、当社のポンプを使って陸揚げされています。

開発・製品化における
苦労と努力

サブマージドモーターポンプは、故障時の修理に莫大な費用がかかるため、極めて高い信頼性が求められます。そのため製品化にあたっては綿密な調査・計画・設計を行い、試作機を製作して性能試験を実施しました。性能試験では24時間連続運転をおこない、無事に成功をおさめました。性能の確認にあたっては、使用条件を再現するため、実船と同一条件のもとで、実液を使用して工場試験をする必要がありました。国内では初めての特殊装置であったため、試運転設備建設についても大きな苦労がありながらも完成させました。

製品・技術の主な取引先

造船関係、海運関係、官公庁など

特記事項

当社は「LNGカーゴポンプ」「原油荷揚用ポンプ&駆動用タービン」で世界シェアナンバーワン、「陸上用発電機タービン」で国内生産台数ナンバーワンを誇るポンプ・タービンの専業メーカーです。また、脱炭素社会という時流に対応すべく、カーボンニュートラルに貢献する新製品の開発にも取り組んでいます。

おすすめコンテンツ

みなさんの声を聞かせてください

満足度 この記事の内容に満足はできましたか? 
容易度 この記事は容易に見つけられましたか?