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「消費生活相談員」を目指す方へ(資格試験などの情報)

印刷用ページを表示する掲載日2025年4月1日

消費生活相談員の役割とは?

「強引に勧誘され契約してしまった。」「高額すぎる請求がきた。」「これって架空請求?」など、消費者を取り巻く環境は、ますます多様化しています。
モノやサービスの売買に関する消費者の相談に乗り、解決や被害の防止に導くことが、消費生活相談員の役割です。

◆消費者に助言をする
電話や窓口で相談を受け付け、トラブルの解決策や事業者との交渉など、対処方法のアドバイスを行い、場合によっては弁護士や専門機関などを紹介しながら、問題解決に導きます。

◆事業者と交渉をする
若者や高齢者など,自力で事業者と交渉することが難しい場合,必要に応じて事業者側と交渉するのも消費生活相談員の役割です。消費者からの相談内容を的確に分析し,双方の間に立って調整を行い,解決の道を探ります。

◆消費者に啓発する
社会の変化に伴い、消費者トラブルも多様化しています。最新の事例に基づいて消費者に正しい情報を伝え、被害を未然に防ぐのも消費生活相談員の役割です。問題が広がりそうな事例があれば、消費者への注意喚起を行うこともあります。

◆公正な社会を構築する
「消費者への助言」「事業者との交渉」「消費者に啓発する」こうした相談員の仕事は、消費者被害の回復や未然防止を目的として、日々発生するトラブルを解決しながら、正しい契約や取引が行われる公正な社会の構築に寄与しています。

消費者庁のホームページには、消費生活相談員という職をより多くの方に知っていただけるよう、動画とパンフレットが掲載されていますので、ぜひご覧ください。

 

消費生活相談員資格試験

 独立行政法人国民生活センターが実施する 「消費生活相談員資格」試験について

 受験要項は、広島県消費生活センターでも配布しています。

 

消費生活アドバイザー試験

 一般財団法人日本産業協会が実施する 「消費生活アドバイザー」試験について

 

参考(「消費生活コンサルタント」について) 

 「消費生活コンサルタント」養成講座(一般財団法人日本消費者協会)

→ こちらも消費生活相談員となるのに必要な資格の1つ(国家資格ではありません。)ですが、
「日本消費者協会(東京)」で開講される、「消費生活コンサルタント養成講座」の受講が必要となっています。

次のサイトで全国の消費生活相談員募集情報を見ることができます。

各自治体などで行われている「消費生活相談員」の募集については、「消費生活アドバイザー」、「消費生活相談員」などの資格などを取得していること(取得見込みがあること)が求められています。

各地の相談員の募集(国民生活センター)

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