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広島県地震被害想定調査報告書(R7.10)を作成しました!

印刷用ページを表示する掲載日2025年10月31日

国の「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」による検討や本県における防災・減災対策の推進状況、令和6年能登半島地震等の近年発生した地震から得られた最新の知見などを踏まえ、本県が平成25年10月に取りまとめた「広島県地震被害想定調査報告書」の見直しを行いました。

県民の皆様へ

  • この調査は、地震が発生した際の被害の全体像を把握することを目的に、最新の知見に基づいて設定された手法を基に計算したもので、実際の個々の施設や建物の被害を想定したものではありません。
  • 県民の皆様におかれましては、必要な対策に取り組むことで、被害が軽減できることを知っていただくとともに、地震・津波から命を守るため、日ごろからの備えをお願いします。
  • 県や市町においても、この調査結果に基づいて地震防災対策の見直しを行うことにより、さらなる被害の軽減につなげてまいります。

想定結果

地震が起こったときの震度の想定

  • 広島県においても、揺れの大きな地震が起こることが想定されています。
  • 例えば、南海トラフ巨大地震が起こったときには、県内で南東部を中心とした広い範囲で震度5強以上、最大震度6強の揺れが起こることが想定されています。

【南海トラフ巨大地震が起こったときの広島県内の震度予測結果】

南海トラフ巨大地震の震度分布図

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考)震度と揺れの状況
6強:はわないと動くことができない。
 耐震性の低い木造建物は、傾くものや倒れるものが多くなる。
6弱:立っていることが困難になる。
 耐震性の低い木造建物は、瓦が落下したり、建物が傾いた位することがある。

5強:物につかまらないと歩くことが難しい。
 補強されていないブロック塀が崩れることがある。

 気象庁HP:震度について | 気象庁

津波による浸水の想定

  • 広島県においても、津波によって1万2千ヘクタール以上の広い範囲で浸水することが想定されています。
  • 深さ30cm以上の浸水に巻き込まれると避難が困難となり、深さ1m以上の浸水に巻き込まれると命を落とす可能性があります。

【津波浸水想定図(広島市西区・中区・南区分抜粋)】

津波浸水想定図(広島市中区・南区)

【津波浸水動画(広島市域分抜粋)】
​ (作業中です。公開まで今しばらくお待ちください。)

【津波浸水想定の解説・その他の地域の津波浸水想定図・動画】
 ↠ 「広島県津波浸水想定図」について - 取り組み | 広島県
 

建物・人などへの被害の想定

  • 地震の揺れや液状化、津波による浸水など、様々な要因で甚大な被害が生じることが想定されています。
  • 建物を耐震化するなどの地震への備えを行うことや、地震が起こったらすぐに高い所へ避難するという津波からの適切な避難行動をとることで、被害を軽減することができます。

【南海トラフ巨大地震による被害想定】
◆建物の全壊棟数 約9万棟 (内、液状化による損壊が約4万5千棟、津波による損壊が約3万8千棟)
◆命を落とす人約1万4千人(内、津波による死者が約1万3千人)

【地震への対策や津波からの避難の方法】
啓発資料(表)啓発資料(裏)
 広島県からの大切なお知らせ (PDFファイル)(1.61MB)

広島県地震被害想定調査報告書

概要版

広島県地震被害想定結果(概要版).pdf (PDFファイル)(2.59MB)

全文

(作業中です。公開まで今しばらくお待ちください。)

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