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意見書(脳脊髄液減少症の診断・治療の確立等を求める意見書)平成22年12月定例会

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

発議第19号
意見書
脳脊髄液減少症の診断・治療の確立等を求める意見書

 脳脊髄液減少症は、交通事故やスポーツ外傷等の身体への強い衝撃が原因で、脳脊髄液が漏れ、減少することによって引き起こされ、頭痛、目まい、耳鳴り、倦怠感等、多種多様な症状が複合的にあらわれるという特徴を持っているが、いまだ診断・治療が確立されていない。今年4月、厚生労働省より、本症とわかる前の検査費用は保険適用との事務連絡が出された。しかし、本症の治療に有効とされているブラッドパッチ療法については、いまだ保険適用されず、高額な医療費負担に、患者及びその家族は、依然として厳しい環境に置かれている。よって、国におかれては、脳脊髄液減少症の患者や家族を救済するため、次の項目を強く要望する。

  1. 脳脊髄液減少症の診断基準を定めるとともに、診療方針を早期に策定すること。
  2. ブラッドパッチ療法を脳脊髄液減少症の治療法として確立し、早期に保険適用とすること。
  3. ブラッドパッチ療法等の脳脊髄液減少症の治療を、災害共済給付制度、労働者災害補償保険、自動車損害賠償責任保険の対象に加えること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成22年12月21日

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