意見書(介護保険制度の改革を求める意見書)
印刷用ページを表示する掲載日2024年7月30日
発議第13号
意見書
介護保険制度の改革を求める意見書
平成12年度からスタートした介護保険制度は、本年で3年目を迎え、介護サービス利用者の着実な増加など制度の普及と発展が見られるものの、施設介護と在宅介護の負担の格差、施設入所ニーズの増大など、様々な問題が浮き彫りとなっている。よって、政府におかれては、次期介護保険制度改革を視野に入れ、次の施策の確立を図られるよう強く要望する。
- 施設入所ニーズの激増に対応するため、施設の整備を促進するとともにきめ細かな助成を行うこと。
- 在宅介護の充実と家族介護の負担軽減を図るため、在宅介護報酬の改善や過疎地等への特別加算の引き上げ等を実施するとともに、ショートステイ及びリハビリ体制の充実と人材育成を強力に進めること。
- 介護予防事業の充実を図ること。
- 要介護認定の有効期間を6カ月から原則1年に延長するなど、制度の効率化を推進すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。