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意見書(広島空港のCIQ体制の整備に関する意見書)

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

発議第2号
意見書
広島空港のCIQ体制の整備に関する意見書

 広島県においては、国際化の推進を重要課題の一つとし、広島空港における国際定期路線の拡充及び国際航空貨物の集荷促進に積極的に取り組んでいるところである。広島空港は、去る1月25日に、中国・四国地方で初の3千メートル滑走路の供用が開始され、中・四国の地域拠点空港として着実に成長している。現在、広島空港における国際定期路線は、ソウル、香港、シンガポール、上海・西安、大連・北京、ホノルルの6路線・週21便となっており、今春からは、さらにソウル線が週2便増便されるとともに、今後、アジア・太平洋路線の拡充、さらには欧米路線の開設を目指している。しかしながら、要員上の制約により、空港の運用時間とCIQの実質的な対応時間とが合致していないなど、国際定期路線の拡充のためには、CIQの体制は、十分とは言えない状況にある。よって、政府におかれては、CIQ体制の整備の重要性を認識され、次の事項について特段の配慮がなされるよう強く要望する。

  1. 広島空港におけるCIQ予算及び要員を確保すること。
  2. 広島空港の運用時間(7時30分~21時30分)に応じたCIQ体制の整備を図ること。
  3. 広島空港の航空需要に対応したCIQ施設の拡張を行うこと。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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