意見書(私学助成の充実強化を求める意見書)
発議第14号
意見書
私学助成の充実強化を求める意見書
私立学校は、建学の精神に立脚し、新しい時代に対応した特色ある教育を展開して、学校教育の向上・発展に大きな役割を果たしている。また、時代の要請にこたえ得るよう公教育が健全に発展するためには、公私相まっての教育体制が今後とも維持されることが肝要である。しかしながら、長期的な園児・児童生徒の減少や長引く景気低迷の中にあって、私立学校を取り巻く経営環境は一段と厳しい状況になっている。このようなことから、私立学校振興助成法第1条に規定するとおり、教育条件の維持向上と保護者の経済的負担の軽減を図るとともに、私立学校の経営の健全性を高めていくことが強く求められている。よって、政府におかれては、私立学校教育の重要性とその現状を認識され、現行の私立高等学校等に対する国庫補助制度を堅持し、一層の充実・強化に努められるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。