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ひろしま県議会だより(第65号)

印刷用ページを表示する掲載日2021年11月7日

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ひろしま県議会だより第65号(1面)

9月定例会

巻頭写真は令和2年度広島県高等学校写真展に出展された広島市立広島商業高等学校 宮武優衣さんの作品「橋」

◆総額873億600万円の補正予算を可決

◆本会議の質問・答弁(2、3面

◆常任委員会の動きなど(4面

9月定例会の概要

補正予算など16議案を可決並びに同意

広島県議会は、9月定例会を9月24日から10月8日まで15日間の会期で開きました。
今回の定例会では、「令和3年度一般会計補正予算」や「広島県ふぐの処理等に関する条例」、「新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書」などの議案が提出されました。
本会議では、補正予算案のほか、県政が直面する諸課題について、12人の議員が一般質問を行い、各常任委員会では、付託された議案などについて審査・調査を行いました。
また、10月4日に設置した決算特別委員会で、令和2年度の決算認定等について、閉会中に継続審査することとしました。
審議の結果、16議案について原案のとおり可決並びに同意しました。

9月定例会日程(令和3年9月24日~10月8日)

 
9月24日
本会議
開会、提案理由説明など
9月27日
全員委員会          
提案事項の説明など
9月29日~10月4日
本会議
一般質問など
10月5日 各常任委員会
付託議案の審査など
10月7日 決算特別委員会
決算の審査など
10月8日
本会議
委員長報告、議案の採決など、閉会

議決の状況等

令和3年度補正予算
可決
一般会計 1件
 
令和2年度決算等
継続審査
一般会計・特別会計 1件
企業会計 1件
 
条例案
可決
広島県ふぐの処理等に関する条例など 5件
否決
広島県議会議員の議員報酬の特例に関する条例案 1件

人事案件
同意
広島県教育委員会委員の任命の同意について 1件
 
その他の議案
可決
工事請負契約の締結についてなど 4件

意見書案
可決
新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書など 5件
 
各議案に対する議員の表決態度(賛否)は、ホームページで公表しています。
広島県議会 検索→本会議情報→議案等審議結果

議決された主な議案

令和3年度補正予算

新型コロナウイルス感染症の拡大による様々な課題に迅速かつ適切に対処するため、国の交付金等を活用し、6月補正予算に引き続き、感染症対策を実施することとしました。あわせて、本年7月・8月豪雨等による災害に伴う被災者支援や災害復旧事業等を実施することとしました。
また、6月補正予算編成後の状況変化等を踏まえ、必要性が認められる事業に適切に対応することを基本として、創造的復興による新たな広島県づくりなどに時機を逃さず対応するために、総額873億600万円の補正予算を可決しました。

新型コロナウイルス感染症対策の強化 200億9,100万円[基金積立を除く実質事業費]
令和3年7月・8月豪雨等に係る災害対応 344億円
創造的復興による新たな広島県づくり 81億5,600万円
その他(鉄道ネットワークの維持・確保など) 16億9,200万円
[基金積立等を除く実質事業費]
など

広島県ふぐの処理等に関する条例

食品衛生法等の一部改正により、ふぐは都道府県知事等が認める者が処理しなければならないこととされ、ふぐ処理者に必要な知識等の全国的な平準化を図るための基準等が示されたことを踏まえ、ふぐ処理者の免許及び試験等に関する条例を制定しました。
 

ひろしま県議会だより第65号(2面)

県政に関する質問から(本会議の質問・答弁)

本会議では、4日間にわたって12人の議員が一般質問を行い、県政が直面する課題について、県民の視点に立った議論を展開しました。QRコードをスマートフォンやタブレットなどで読み取ると、各議員の全ての質問の動画を視聴できます。

9月29 一般質問(要旨)

自民議連 : 安井 裕典 議員〈廿日市市〉 〔動画
頻発する豪雨災害への対応
豪雨災害の激甚化・頻発化を踏まえ、河川や砂防・治山ダムの土砂撤去等にしっかり取り組むとともに、長期的視点を含めた総合的な対策を講じるべきと考えるが、所見を伺う。

今回の豪雨被害の復旧に当たっては、再度災害防止の観点から改良復旧等の活用を図る。また、河川・砂防に係る各種事業を着実に進める。さらに、激甚化する水害に備えるため、県内全ての水系で流域治水に取り組むとともに、安全で利便性の高い地域への居住誘導に市町と連携して取り組むなど、引き続き、総合的な防災・減災対策に全力で取り組む。
 
その他の質問項目

■コロナ禍における飲食店等への支援
■コロナ禍における観光業への支援
■脱炭素社会の実現に向けた森林整備の推進
■水産資源の回復に向けた総合的な対策
■中山間地域振興対策
■ウイズコロナ時代における未来のアスリートの発掘と育成
など

 
民主県政会 : 稲葉 潔 議員〈福山市〉 〔動画
ダムの事前放流の効果と課題

毎年豪雨が発生する中、ダムの緊急放流によるリスクが懸念されている。本年7、8月にダムの事前放流を行ったのか、8月豪雨における運用は適切だったのか、今回の対応の効果と課題について併せて伺う。
事前放流は、3日先までの予測雨量がダムごとに定めた基準雨量を超過した場合に実施するもので、8月に御調ダム、山田川ダムで行った。その結果、下流河川の水位上昇を抑えることができた。事前放流を適切に実施するには予測雨量のより正確な把握が必要であり、その精度向上に関係機関と連携しながら取り組む。
 
その他の質問項目

■福山道路の未事業化区間の早期事業化
■新型コロナウイルス感染症対策に関する今後の取組
■通学路上のブロック塀の撤去・改修
■災害拠点病院の浸水対策
■雇用情勢を踏まえた学び直しの教育(リスキリング)の推進
など

 
広志会 : 井原 修 議員〈東広島市〉 〔動画
土地利用規制と必要な開発可能地の確保

都市計画法の改正等に基づく災害ハザードエリアの開発抑制等に伴い、開発可能地が減少する。市町や企業の意向に柔軟に対応した各種規制の緩和も必要ではないか。

市街化調整区域の開発許可では、既存工業地周辺などでの地区計画制度の活用などを行う。また、地域未来投資促進法では、基本計画に基づき市町が土地利用調整計画を策定することで、市街化調整区域における農用地区域からの除外などの緩和措置が可能となる。引き続き、これらの制度を適切に活用し、必要な開発適用区域面積の確保に市町と連携して取り組む。
 
その他の質問項目

■県の産業政策とさらなる産業構造の変化への備え
■今後の県の総合的な産業政策のビジョン
■大手受水企業の撤退に伴う工業用水道事業への影響
■県教委の事務執行で定例監査の指摘が多数発生した原因
■緊急事態宣言解除後の県独自の感染防止対策
■水道事業の広域連携を行う意味
など

 

月30 一般質問(要旨)

公明党 : 田川 寿一 議員〈広島市西区〉 〔動画
医療的ケア児の支援
医療的ケア児の保護者は、子どもの世話にかかりきりで孤立することが多く、様々な制度の情報入手等が困難であり、今後、県として、医療的ケア児の保護者の相談に応じる支援センターを開設すべきと考えるが、所見を伺う。

医療的ケア児が増加する中、地域の保健、医療、福祉、教育等の関係機関による支援体制を整備する必要がある。他県の広域的・専門的な相談体制の仕組み等を参考に、医療的ケア児支援センター設置の必要性を調査・研究する。今後も、医療的ケア児や介助者が安心して生活できるよう支援体制の整備を進める。
 
その他の質問項目

■核兵器禁止条約加入のための環境づくり
■旧広島陸軍被服支廠の4棟保存と利活用策
■若者の新型コロナウイルスワクチン接種率向上
■女性の視点を生かした防災
■教育現場でのICT機器活用の課題
■新型コロナ臨時医療施設の開設
など

 
自民議連 : 伊藤 真由美 議員〈安芸郡〉 〔動画
熊野筆の広島県無形文化財指定

形のない伝統の技を次世代に確実に引き継ぐため、伝統的地場産業である筆づくりを、産業としてだけではなく地域の歴史や文化と捉え、熊野筆を広島県無形文化財として指定すべきではないか。

熊野筆は、国の伝統的工芸品にも指定されており、我が国を代表する伝統産業の一つである。県無形文化財の指定は、市町等からの申請を受け、芸術上の価値などを県の文化財保護審議会で審議するが、現在、熊野町が熊野筆の文化財的価値に関する総合的な調査を行っており、その結果や町の意向も確認しながら検討を進めたい。
 
その他の質問項目

■児童生徒への新型コロナウイルスワクチン接種
■ウイズコロナ時代における登校や学習機会の確保
■国際感覚を持った人材の育成
■国のこども庁創設の動きを受けた本県の取組
■不登校支援のためのスペシャルサポートルームの推進
■人も動物も幸せに暮らすことができる社会の実現

 
 
民主県政会 : 鷹廣 純 議員〈広島市安佐南区〉 〔動画
「黒い雨」体験者の早期救済
黒い雨裁判で原告が被爆者に認定されたが、認定基準等の制度改正は、従来の手続以上のハードルを設けることがあってはならず、県として国の制度改正に積極的に関わり、改正を急ぐ必要があるが、所見を伺う。

被爆者認定基準は、国に控訴審判決を尊重した制度にするよう要請し、対象者の決定方法や審査方法を提案している。
また、被爆者健康手帳の交付申請等の手続などの負担が過大にならないよう被爆者援護の立場に立った制度設計を求めるとともに、黒い雨体験者の早期救済に向け、国の制度改正に協力する。
 
その他の質問項目

■新型コロナウイルスの後遺症対策
■新型コロナウイルスによる貧困化対策
■防災観点からの産業廃棄物行政
■広島県水道企業団設立に向けた取組

 
 

ひろしま県議会だより第65号(3面)

県政に関する質問から(本会議の質問・答弁)

自民議連 : 伊藤 英治 議員〈三原市・世羅郡〉 〔動画
災害復旧工事の在り方
今年の7月豪雨では、3年前に被災し原形復旧工事を実施した箇所やその周辺で被害が発生したことを踏まえ、将来の危険を予測した改良復旧の必要性について所見を伺う。

再度災害防止の観点から被災原因を分析し適切な復旧を行うことが重要であり、被害の発生原因を踏まえた工法の選定や、原形復旧のみでは再度災害防止が図られない場合等には一連の区間の改良復旧を実施する。
引き続き、被災原因をしっかりと検証し、必要な対策を講じながら一日も早い復旧・復興に努め、県民の安心感が得られるよう全力で取り組む。
 
その他の質問項目

■県民起点による行政のデジタル化の推進
■デジタル技術の活用、現場の声を踏まえた教育環境の改善
■マイ・タイムラインの浸透と機能強化
■広島中央フライトロード等の広域交通インフラの整備
■小規模農家への支援と農業の工場生産化
■災害に強い産業団地のインフラの整備・改修

 
自民大志会 : 坪川 竜大 議員〈呉市〉 〔動画
県土強靱化に向けた公共事業の必要性

県土強靱化に向けた整備はもちろん、本県の発展に資する社会基盤整備を着実に推進するためには、必要な公共事業予算を確保すべきと考えるが、所見を伺う。

公共事業は、社会資本の整備を通じて、県民の安全・安心の確保を図るとともに、県勢の発展を支える基盤として重要な役割を果たしている。
引き続き、国に対し、公共事業費の安定的かつ持続的な確保に向けて、あらゆる機会を通じて働きかけるとともに、社会資本の整備を推進し、県民の安全・安心の確保や地域経済の発展など、活力ある広島県の実現に取り組む。
 
その他の質問項目

■中小企業に対する支援
■新型コロナウイルスワクチン接種体制
■スーパーシティ構想
■観光資源を活用した地域活性化
■脱炭素に向けた地方自治体の役割
■デジタル改革

 
自民議連 : 窪田 泰久 議員〈広島市南区〉 〔動画
総合的な防災対策の成果及びその発信

これまで取り組んできた総合的な防災・減災対策の成果をどう評価しているのか。また、県土強靱化のさらなる推進に向け、県民への理解促進等につなげていくため、取組成果をどう発信していくのか。

本年7月・8月豪雨では、浸水被害の軽減など、事前防災のためのハード対策の効果が発現された。ソフト対策では、早期避難で人的被害を免れるなど、県民運動の展開による県民の防災意識の高まりが確認された。また、対策に対する県民の理解を深めるため、あらゆる機会や媒体を活用し、わかりやすい情報発信に取り組む。
 
その他の質問項目

■市街地の浸水対策の促進
■土砂災害特別警戒区域の逆線引き
■アーバンスポーツの振興
■循環型社会に向けた県の役割
■これからの県立図書館が果たす役割

 

10月4 一般質問(要旨)

自民議連 : 平本 英司 議員〈三原市・世羅郡〉 〔動画
広島空港周辺施設を利用したにぎわいの創出
広島空港大橋でのバンジージャンプ体験、中央森林公園への大型遊具等、三景園への舞台の設置など、広島空港周辺地域の活性化やにぎわいにつながる魅力ある観光スポットの創出について、市町等と連携し、実現に向けた取組を進めてほしいが、所見を伺う。

広島空港大橋を利用するなど空港周辺地域の観光プロダクト開発を検討するとともに、中央森林公園及び三景園の魅力向上に努める。
今後とも、地元市町や広島国際空港株式会社等と連携し、魅力ある観光スポットの創出などにより、空港周辺地域の活性化を図る。
 
その他の質問項目

■防災強化に資するため池の適正管理に向けた行政支援
■三原のタコを守り持続的な漁業活動を支える取組
■地域との対話による県民ニーズの把握と施策への反映
■豪雨災害を踏まえたがけ地対策及びアダプト制度の拡充
■県内小中学校の教育現場の環境改善
など

 
民主県政会 : 西本 博之 議員〈東広島市〉 〔動画
過疎地域の持続的発展に向けた取組

コロナ禍で3密を生み出す一極集中等が見直される中、過疎地域の持続的な発展に向け、国、市町と連携し、生活インフラをはじめ、生活環境の向上にさらに取り組むべきだが、本県の認識と施策の方向性を伺う。
過疎地域を取り巻く環境は依然として厳しく、ハード・ソフトの両面から、生活環境の向上に向けた取組を総合的かつ計画的に推進する必要がある。
今後は、本年8月策定の過疎地域持続的発展方針に基づき、地域に暮らす方の安心を支える生活環境づくりを着実に推進し、過疎地域の持続的発展を目指す。
 
その他の質問項目

■産業部門における脱炭素化の実現
■本県のデジタル化の課題と今後の進め方
■創造的復興による新たな広島県づくり
■専門家との連携による被災者支援の充実強化
■高齢化社会における福祉施策
■広島型リタイアメントビレッジの推進
など

 
 
自民議連 : 山下 智之 議員〈廿日市市〉 〔動画
平和貢献を担う次世代の育成
国際平和の実現に向けて、一人一人の行動を結集し大きな潮流を生み出すこと、為政者の政策転換を後押しする次世代のリーダーを育成することが必要と考えるが、所見を伺う。

一人一人が国際平和への関心を高め、小さな行動を始めることで叡智が集まり、共感を広げ、世界の政治リーダーの行動につなげることが重要であり、高校生等を対象とした国際フォーラム等により、将来、国際平和を希求し、世界的に活躍できる人材の育成などを行っている。今後も、政治リーダーを動かす大きなうねりを起こせるよう、積極的に取り組む。
 
その他の質問項目

■高度医療・人材供給拠点の整備に向けた大学医局との連携等
■スマート農業や農業生産工程管理の推進による農業振興
■空き教室を活用した特色ある高校と地域づくり
■再生可能エネルギーの推進と地域環境との調和、海ごみ対策
■平和教育の推進、国際平和における企業の役割と成長

 

用語解説

改良復旧
被災箇所の原形復旧のみでは再度災害の防止が十分でない場合に、災害を受けていない箇所を含む一連区間の河川の拡幅や堤防のかさ上げを行う等の施設機能の強化を図ること。

流域治水
水害の激甚化・頻発化に備え、流域全体で水をためる場所を確保したり、危険な場所に住まないようにしたりするなど、国、自治体、企業、住民等あらゆる関係者が協働して水害を軽減させる対策。

災害ハザードエリア
激甚化する災害に対応するために国が設定した災害危険区域、土砂災害特別警戒区域、急傾斜地崩壊危険区域、浸水想定区域などの被災のおそれが大きい区域。

医療的ケア児
医学の進歩等を背景として、新生児集中治療室等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な子供。

 

ひろしま県議会だより第65号(4面)

常任委員会の動き(10月5日開催)

総務委員会

付託議案の審査結果
補正予算1件、条例案1件
原案可決

主な質疑事項
◆公共交通ネットワークの維持・確保に向けた、コロナ禍の影響を受けた路線への収支状況等に応じた支援、タクシー事業者への事業継続や新ビジネスへの転換支援等の検討
◆芸備線の利用促進をはじめ、鉄道ネットワークの維持・確保に向けた部局横断的な取組の加速
◆中山間地域振興に向けた、人づくりと仕事づくりを融合させた新たな観点による施策の積極的実施

 

生活福祉保健委員会

付託議案の審査結果
補正予算1件、条例案2件
原案可決

主な質疑事項
◆ワクチン接種の進展効果などを考慮した入院病床の確保や新型コロナ感染の第5波の検証を踏まえたクラスター対策等第6波に先んじた備え
◆抗体カクテル療法等の実施による軽症患者搬送ニーズの増加を見据えた搬送体制の拡充検討
◆広島県ふぐの処理等に関する条例の趣旨や新制度の内容に関する関係団体等への周知
◆特別児童扶養手当の公平で客観的な判定に向けた必要な改善

 

農林水産委員会

付託議案の審査結果
補正予算1件、条例案1件
原案可決

主な質疑事項
◆本年7月・8月豪雨により被災した農地・農業用施設、林道、治山施設等の早期復旧及び農業事業者への財政的支援を含む各種対策の実施
◆災害に強い森林に向けた間伐等の森林整備、担い手の確保・育成及び木材生産体制の強化
◆アフターコロナにおける日本酒の需要回復を見据えた酒米生産農家への支援
◆ひろしまの森づくり県民税を活用したナラ枯れ被害対策

 

建設委員会

付託議案の審査結果
補正予算1件、条例案1件
その他の議決案件4件
原案可決

主な質疑事項
◆本年7月・8月豪雨災害からの早期復旧に向けた、被害の大きい市町へのできる限りの支援及び建設事業者等が効率的に復旧作業へ注力できる工夫
◆公共土木施設の適切な維持修繕における必要な予算の確保や迅速な対応に向けた執行体制の強化
◆近隣住民の安全・安心と適切な避難行動につながる河川水位や砂防堰堤の土砂の堆積状況に関する積極的な情報提供の実施

 

文教委員会

付託議案なし

主な質疑事項
◆教員の時間外在校等時間の上限を守る取組の実施
◆新型コロナウイルス対応に伴う教員の心の不調に特化したメンタルヘルス対策
◆有給休暇を取得しやすい環境の整備など、学校を、教員を目指す学生から選ばれる職場とするための働き方改革の推進
◆叡智学園中・高等学校に対する監査で指摘された不適切な事務処理の再発防止に向けた取組
◆図書館の利用促進に向けた取組及び幼児期から本に触れる機会の確保

 

警察・商工労働委員会

付託議案の審査結果
補正予算1件
原案可決

主な質疑事項
◆県警察の平素からの災害等有事への備えや災害警備活動時の警察職員の安全管理の徹底
◆コロナ収束後を見据えた企業の前向きな投資意欲を引き出し、地方移転に関心を持つ企業ニーズを的確に捉えた機動的な誘致促進策
◆頑張る中小事業者月次支援金制度の活用促進のための周知及び迅速な支給に向けた支援金センターの体制強化
◆高齢者等への注意喚起や金融機関等との連携による特殊詐欺被害の未然防止

 

決算特別委員会を設置

10月4日に、16人の委員で構成される決算特別委員会を設置しました。
今後、令和2年度決算について審査を行い、12月定例会に審査結果が報告されます。その後、本会議で決算認定等について採決が行われる予定です。

委員長:下森宏昭
副委員長:尾熊良一
副委員長:宮崎康則
委員:玉重輝吉
委員:恵飛須圭二
委員:高田 稔
委員:的場 豊
委員:石津正啓
委員:西村克典
委員:吉井清介
委員:佐藤一直
委員:沖井 純
委員:中原好治
委員:砂原克規
委員:岡崎哲夫
委員:山崎正博

新しい広報委員の紹介

広報委員会では、本紙「ひろしま県議会だより」や、広報番組「ひろしま県議会ダイジェスト」の企画・編集などを行っています。

写真右から
委員:石津正啓(公明党)
委員長:畑石顕司(自民議連)
委員:佐藤一直(広志会)
委員:稲葉 潔(民主県政会)

可決された意見書(10月8日議決)

●新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書
●令和3年7月・8月豪雨災害対策に関する意見書
●私学助成の充実強化等を求める意見書
●コロナ禍における児童生徒の学びの保障を求める意見書
●出産育児一時金及び家族出産育児一時金の増額を求める意見書

巻頭写真撮影の高校生に感謝状を贈呈

本紙の巻頭写真を撮影した、広島市立広島商業高等学校の宮武優衣さんに、畑石顕司広報委員長が議長からの感謝状を贈呈しました。
その後、写真部の活動や写真撮影時のエピソードなどについて懇談しました。

 


本会議や委員会の模様をYouTubeで配信しています。(ライブ中継・録画中継)
広島県議会 検索→インターネット中継

現在、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、本会議の傍聴や委員会の視聴の座席数を制限しています。
視聴可能な方は、こちらのインターネット中継をご視聴ください。


テレビ広報番組の配信…「ひろしま県議会ダイジェスト」を配信しています。
キッズサイト「みんなの県議会」…県議会のしくみなどをわかりやすく説明しています。
会議録の閲覧と検索…本会議と委員会の会議録が登録されています。 

本会議の傍聴や委員会の視聴、議場の団体見学に関する情報は県議会ホームページをご覧ください。


この広報紙についてのご意見・ご要望をお寄せください。

ひろしま県議会だよりは、6月、9月、12月、2月の各定例会後に発行します。

あて先
〒730-8509 広島市中区基町10-52
広島県議会事務局 政策調査課
TEL 082-513-4743
FAX 082-222-9600
MAIL gikaichousa@pref.hiroshima.lg.jp

 「ひろしま県議会だより」は、県の施設、市町窓口、県内のコンビニエンスストアなどでも配布しています。また、広島県議会ホームページでもご覧いただけます。

 

 

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