【議長ブログ】2月6日(木曜日)議長・知事会談を開催しました。
2月定例会を前に議長・知事会談を開催しました。
知事から一般会計1兆898億円の令和7年度当初予算案が示された後、現時点で議長としての所感を申し上げました。
当初予算全般としては、特に人口減少や県外流出は、本県の活力の低下につながる深刻な問題であり、対象となる若者に、的確に本県の魅力を発信するなど、きめかく取組を進若者の細めること。また、人手不足の解決に向けて、外国人材の受け入れ促進を図るための、育成就労制度の対象業種の拡大を国に要請するとともに、就労環境の向上などにも取り組むことなどを要請しました。
個別課題としては、
・中小企業等への対策として、引き続き、電気、ガス料金などの負担軽減、価格転嫁の促進や、賃上げ環境の整備を図るとともに、生産性向上に取り組む企業や新規事業に挑戦する企業などを支援して、さらなる景気回復を図ること。
・観光振興と平和行政については、来年度予定されている大阪・関西万博などの効果を県内に波及させるため、「おいしい広島」の取組をはじめ、新たな観光プロダクトの開発や「ひろしまブランド」の強化を図って誘客促進を図ること。さらに、被爆80周年を迎え、広島に注目が集まる中、国内外に向けて、これまで以上に本県の平和の取組や様々な魅力を発信していく必要があり、今後、これまで取り組んできた国際交流のつながりなども生かして、観光振興対策や平和の取組を進めていくこと。
・新病院の整備については、今後具体化する医療提供体制や県内の医師配置などの仕組みについて、引き続きしっかりと検討をすすめること。
・社会基盤の整備については、引き続き、県土強靱化に向けて、治水や土砂災害対策、建築物の耐震化などの取組を着実に進める必要があること、また、道路・橋梁や水道管路など、既存のインフラの維持管理にも力を入れること。
などについて、改めて要請しました。
今回提出される当初予算案などについては、2月17日に開会する2月定例会の中で、引き続き県民の皆様の視点に立った議論をしっかりと重ねて参りたいと考えています。
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